今朝も張りきって散歩に出かけた犬たちが、ひよりちゃん(♀8歳)が少し元気なく途中で休憩をしていた。涼しくなってから休憩をしていなかっただけに心配だ。ひょっとしたら薬の影響なのかもしれない。明日、病院へ行くので獣医師に聞いてみよう。
わたしはここ最近、脳が疲れているようで集中力が欠け、脳内がざわざわしている。猟期も迫っていることから気分は落ち込むばかりだ。
動物が死を悼むことは、ゾウやカンガルー、チンパンジー、トリ、シャチなどで確認されているが、鹿の研究報告はあるのだろうか?と調べていた。
人間以外の動物は感情を持ち備えていないという研究者が未だにいるようだが、さまざまな研究から、人間以外の動物も感情を持っていることが明らかになっている。
鹿は家族や仲間、友だちの死についてそれを匂いや体温、身体のあり方などで知るが、死を目の前にした鹿たちはどのような行動をするのだろうか。
注意深い観察によると、群れのメンバーの死後、喪失感を示す鹿の行動が見られたそうだ。
実際の例として、一頭の鹿が車に轢かれた場合、鹿はその場にとどまるそうだ。命を落とした鹿がいた場合は、群れのメンバーは死の場所に戻ってくるそうだ。
今日読んだ文献以外でも、メス鹿の死を悼むオス鹿の動画を見たことがある。オス鹿は死んだメス鹿の体を前脚でしきりにかき、とても動揺しているように見えた。
ケガをして身動きができない家族や仲間がいると、他の家族や仲間はその場を動かないということは、カンガルーやイノシシ、キツネなどでも観察されている。
他の国では動物の悲しみの研究に関心が寄せられていることから、今後さらに動物たちの悲しみが明らかになってくると思う。
わたしたちの社会も、動物の傷みや悲しみなどに関心を持ち深い研究が進むとことを願っている。
弱い立場である動物たちの身体的・精神的苦痛に関心が集まることで、動物たちの苦しみや痛み、悲しみなどが(通常は)少しづつ少なくなっていくだろう。
相手のつらさを知りつつ、それを行うのは悪意ある行為で、このようなことを容認しない社会にしなければいけない。
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