今日は犬の春ちゃん(♂10歳)とひよりちゃん(♀8歳)のお薬をもらいに病院へ行くついでに、生活用品の買い出しもした。
とても久しぶりに山から街に下りたのだが、街にある少ない森林が開発され住宅や店が建築されているのが目立った。
自然環境破壊は毎日どんどん進み、わたしたちは地球から自然環境を奪い続けている。
地球が人間活動によって、限界を迎えようとしている今日もその活動は止まらないことに、どうなっているのかと思う。
毎日、自然生物が生息地や命を失っていることは、少し関心を持つと分かると思うが、それが何に繋がるかまでは情報がなければ気づいたり、理解したりするのは難しいなと思う。
地球自然環境保護団体、グリンピースジャパンのまとめによると、生物多様性の損失はすでに限界点を超えており、限界点を超えてしまうと「取り返しの付かない環境変化が起こる可能性が高いと国連や科学者たちが警告しています」ということだ。
自然動植物は人間の生活基盤である生体系を支え、多様性が高いと生態系は安定し、自然の回復力も増す。
人間活動で消えた動植物たちの数字も出ている。
●哺乳類→83%
●海洋生物→80%
●海洋哺乳類→80%
●植物→50%
ということだ。
「生物多様性の損失の60%は工業型畜産や農業なのどのフードシステムが原因になっています」と書かれていて、「すでに野生動物たちの多くが生息地を破壊され、未来が脅かされている中で、これ以上の森林破壊は破壊的と言えます」。
海の生態系の損失も激しく、海水温度の上昇や汚染などの影響で、多くの海洋生物が命を落としたり、生態変化があったりして、海洋生物の状況は人間活動が活発化する以前と大きく変化している。
40年間で野生動物の個体が68%失われ、今、まさに生態系は危機的状況にある。
このことは、広い世界の出来事であるが、わたしたちの住んでいるところは例外ということではなく、ここでも自然環境破壊が進み、野生生物たちが毎日命を落とし、行き場に困って生活が困窮している。
なので、自然を破壊したり、野生生物を殺したりすることはやめて、持続可能な活動指針を持ち、地球を少しでも健康にする努力をしなければいけないと思う。
持続可能といっても、グリーンウォッシュとかではなく、真の持続可能性を目指しこれからに希望が持てるような活動が大事だ。
ちょくちょく、ジビエを「エコ」とか「サスティナブル」とか発信しているのを見聞きするが、ジビエは持続可能ではないということは明らかなので、もし、そのようなことを聞く事があれば、「ジビエはサスティナブルではないよ~」「野生動物を殺すと生態系が崩れて地球は不健康になるよ」とかの情報の共有ができるといいなと思う。
目の前の生活が本当に忙しく大変だけど、ほんの少しの時間でもいいので地球の健康やこれからのことを考えてくれる仲間がふえるといいなと思う。
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●鹿たちを保護してからしばらくブログを書いてきて、多くのことを学んできました。もちろん、これからも野生動物や自然環境、社会と動物の関係性について学んでいきたいと考えています。
人間活動が拡大していく中で、野生動物とのかかわりについてこらから特に課題となってくることから、わたしが鹿たちを保護・レスュキーしたことから経験し学んだことを、少しでも多くの方たちと共有をしたいと思っています。
そして、みなさんの意見を聞いたり、野生動物に関してのお話をしたりしたいと思っていますので、質問や意見などありましたらコメント欄やアメブロメッセージ欄、もしくは下記のお問い合わせフォームに気軽にメッセージを届けてくださるとうれしいです。
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