鹿たちを保護してからしばらくブログを書いてきて、多くのことを学んできました。もちろん、これからも野生動物や自然環境、社会と動物の関係性について学んでいきたいと考えています。

 

人間活動が拡大していく中で、野生動物とのかかわりについてこらから特に課題となってくることから、わたしが鹿たちを保護・レスュキーしたことから経験し学んだことを、少しでも多くの方たちと共有をしたいと思っています。

 

そして、みなさんの意見を聞いたり、野生動物に関してのお話をしたりしたいと思っていますので、質問や意見などありましたらコメント欄やアメブロメッセージ欄、もしくは下記のお問い合わせフォームに気軽にメッセージを届けてくださるとうれしいです。

 

・お問い合わせフォームはこちら→https://ws.formzu.net/fgen/S41599574/

 

みなさん一緒に野生動物たちの現状と課題について考えていきましょう!

 

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雨が降る前に犬たちは散歩を終え、その後は静かな雨の音が聞こえる中、スヤスヤと寝て過ごしている。

鹿たちがいないと部屋が広く見える。

 

鹿たちは、小雨になると庭にでて、草を食べたり、小山で休んだりして外の空気を吸っていた。

 

わたしの今日は、イングリッド・ニューカーク『子どもたちが動物を救う101の方法』新泉社、1992年。を再読していた。

図書の内容は、動物が人間にどのように扱われているかをひとつづつ書いていて、その扱いは動物たちを苦しめているんだよ、なので、それに「NO」と声を上げようというもので、声を上げる方法や動物の苦しみ悲しみに加担しないでいい方法が丁寧にわかりやすく書かれている。

 

子どもたちに伝えたことは、「その生き物たちの立場に立ってみよう」そして「想像してみよう」自分がされていやなことはしないで、自分がされたいことを動物たちにしてみよう、というものであり、想像した後は「動物たちがどうしたら苦しまないでいられるか?」を考え、行動してみようというものである。

 

今、太子町ではイルカの追い込み漁が行われているので、この本の「クジラを救おう」の一部を紹介したい。

 

図書にはまず、「知ってる?」とクジラに関しての知識が書かれているが、全て書くと長くなるので、簡単にまとめる。

 

丸ブルークジラは遠くまで伝わる音で連絡し合う。海が静かな時は南極にいるクジラの声がアラスカにいるクジラまで聞こえる。しかし、今は船などが海を行き交い、クジラはお互いの声を聞く事ができない。クジラは騒音に苦しんでいるだろう。

 

丸ブルーおかあさんクジラがでかけると、おばあさんクジラが赤ちゃんのめんどうをみる。

 

丸ブルーおかあさんクジラが赤ちゃんが危険な船に近づかないように、ヒレを使って赤ちゃんを船から遠ざける。

 

丸ブルー現在、世界では商品のためにクジラをとらないと決められているが、日本とノルウェーは調査といいクジラをとり、クジラを店で販売している。

 

イエローハート君にでること!

 

丸ブルークジラからとれたものはいっさい買ったりもらったりしない。もしプレゼントされたら、贈ってくれた人の心遣いにお礼をし、それからお店に返してもらうよう頼み、その理由を説明しよう。

 

丸ブルー口紅、マーガリン、くつみがきの原料に「魚油」「鯨油」と書いていないか注意しよう。

 

丸ブルーイベントなどでの風船飛ばしに反対をしよう。風船は飛んでいき海に辿り着き海洋生物が食べてしまい、風船が腸に詰まり死んでしまうことがある。コネチカット州では、学校の子どもたちが風船飛ばしに反対の意見を校長や役所に届け、風船飛ばしが禁止された。

 

丸ブルークジラや海洋生物を飼っている水族館やマリンパークにはいないようにしよう。

 

と書かれている。

 

この図書の訳者、AVA-net翻訳チームの方が最後に書かれた、図書の思いがよかったので、書いておきたい。

 

「本書は、動物が好きで、それゆえに動物たちの苦しみや悲しい状況に心を痛める心やさしい子どもたちのための本である。

捨てられる犬や猫たち、動物実験の残酷さ、繁殖場の毛皮動物たち工場畜産の悲惨さ、一生を閉じ込められて過ごす動物園の動物、駆り立てられる野生動物などなど、みんなが現実を知れば知るほど、悲しく、絶望的な気分になるかもしれない。けれども、そこで沈んでしまったら、誰も動物たちのことを救ってはくれない。

一つでも二つでもいい、小さなことをやってみる。するとだんだん自分でもこんなことができるんだという力がわいてくるのではないだろうか。そして、小さくて無力な自分が、何か自分以外のもののために、こんなに力を出すことができるんだということを知って、しだいに勇気と自信をもつことができるようになるだろう。

動物を救うということは、じつは自分を救うことでもある。動物を助けることは、本当は自分の力を伸ばしていくことでもある。

環境汚染や自然破壊が、地球のすべての生命を脅かしている現代に生きている今、私たちの未来の世代が、このような力を育てていってほしいと願わずにはいられない。

(中略)自分でもこうすれば何かできるんだという勇気を、子どもたちに与えてくれることはまちがいないと思う」(F.N)。

 

上記の内容は、まさにわたし自身に起こっていることであり、「動物を救いたい」という気持ちが自分の知識や考え、行動を広げ、知らないうちに自信も勇気も持てるようになっていた。

 

「動物を救いたい」とか「動物に苦しみ悲しみを与えたくない」とか少しでも思うのであれば、その気持ちに正直になって行動すればいいと思う。

 

きっと心が少し明るく、軽くなるだろうと思う。

 

 

小さなことからでも、動物たちの苦しみを減らすために行動してみよう。

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