鹿たちを保護してからしばらくブログを書いてきて、多くのことを学んできました。もちろん、これからも野生動物や自然環境、社会と動物の関係性について学んでいきたいと考えています。
人間活動が拡大していく中で、野生動物とのかかわりについてこらから特に課題となってくることから、わたしが鹿たちを保護・レスュキーしたことから経験し学んだことを、少しでも多くの方たちと共有をしたいと思っています。
そして、みなさんの意見を聞いたり、野生動物に関しての議論をしたりしたいと思っていますので、質問や意見などありましたらコメント欄やアメブロメッセージ欄、もしくは下記のお問い合わせフォームに気軽にメッセージを届けてくださるとうれしいです。
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みなさん一緒に野生動物たちの現状と課題について考えていきましょう！
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今日も朝から雨が降っていたので、犬たちの活動はいつもより遅い時間に始まり、散歩はお休みだった。
鹿たちののぞみちゃん（♀推定3歳）の朝も遅くよく寝ていた。鹿のすぐるちゃん（♂4歳）は早起きだったものの、雨が降っているのでソワソワウロウロしながら、室内と庭を行ったり来たりでオシッコとウンコをたくさんしていた。
先日、鹿ののぞみちゃんが、使い捨てのトイレシーツを引っ張り破り、口の中に入れてシガシガしていた。
我が家は今、鹿たちのオシッコ対策に使い捨てのトイレシーツと洗えて繰り返し使えるトイレシーツを併用している。
繰り返し使えるトイレシーツが雨続きで乾かず不足したときなど、足りない時に使い捨てのシーツを使っている。
トイレシーツを破って口に入れているのぞみちゃんに、わたしは「これ、口に入れるとよくないから、タオルをシガシガしてみない？」とタオルをわたしてみた。
すると、のぞみちゃんはタオルをシガシガし始めた。
気持ちよさそうにシガシガしているのぞみちゃん。
のぞみちゃんは、わたし（人間）の言おうとしていることをちょっとしたわたしの動きや様子で察知し、理解して瞬時に行動をするのだ。それがとてもすごいといつも思う。
すぐるちゃんはのぞみちゃんとちょっと違って、なんというか犬っぽい（笑）。
提案は犬たちにもすることで、犬たちもそのことを理解しているが、野生育ちののぞみちゃんにも伝わるのはおどろいた。と言っても当然なことであるなと思った。
野生で暮らしていたからこそ、身に付く必要な能力もあり、それが生存に影響を与えることから、家育ちのすぐるちゃんと野生育ちののぞみちゃんとは、行動も感じ方も違うだろうと思う（個々としての行動や感じ方も違う）。
野生動物は他の属性の動物たちと区別して考えられがちだが、動物として哺乳類として犬と共通していることがある。
なので、野生動物だから気を付けてあげること（例えば人間を恐れる・環境への変化に敏感など）を把握しながら接し、哺乳類という類似点を理解して関わり、野生動物の認識の距離が縮まればいいなと思う。
「もう少しタオル、シガシガする」とのぞみちゃん。
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