~お知らせ~

 

鹿たちを保護してからしばらくブログを書いてきて、多くのことを学んできました。もちろん、これからも野生動物や自然環境、社会と動物の関係性について学んでいきたいと考えています。

 

人間活動が拡大していく中で、野生動物とのかかわりについてこらから特に課題となってくることから、わたしが鹿たちを保護・レスュキーしたことから経験し学んだことを、少しでも多くの方たちと共有をしたいと思っています。

 

そして、みなさんの意見を聞いたり、野生動物に関しての議論をしたりしたいと思っていますので、質問や意見などありましたらコメント欄やアメブロメッセージ欄、もしくは下記のお問い合わせフォームに気軽にメッセージを届けてくださるとうれしいです。

 

・お問い合わせフォームはこちら→https://ws.formzu.net/fgen/S41599574/

 

みなさん一緒に野生動物たちの現状と課題について考えていきましょう!

 

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雨が一日降っていたので、いつにもまし静かな一日になった。

 

鹿たちを保護・レスキューしてから、さまざまな経験をしてきたが、保護活動をして思ったことは、適当な保護はしてはいけないと。

 

保護するにあたり、必ず必要なことの例を上げると以下のようなことがある。

 

・野生動物を保護するに必要な知識(習性・好み・苦手な物事・接し方のスキルアップ・環境整備知識など、他にも知識を付けることは山ほどある)。

・鳥獣飼養許可票を発行してもらうこと(核都道府県や保護動物の種で許可票の発行が行われない場合もあるようです)。

・保護した動物が負傷していたら、必ず獣医師による治療を受けること(これは保護した者の義務であり、保護動物の苦痛を軽減させるためには必ず必要)。

・野生動物は野生復帰を目指すリハビリを受け、野生復帰を目標とすること。

・保護動物の習性を考慮した、生活スペース(飼育環境)の整え。

・保護動物の習性に合った食料の確保。

・野生復帰が困難だと獣医師の判断があった場合、保護動物の避妊・不妊手術を行うこと(保護動物のQOL向上のために必ず必要なこと)。などが上げられる。

 

鹿のすぐるちゃん(♂4歳)とのぞみちゃん(♀推定3歳)の飼養登録票の一部。

↓ ↓ ↓

・飼養登録票は年に一度の更新があります。

 

犬たちの保護にも言えることだが、保護活動が自己欲求を満たすものであってはいけないと思う。

 

保護した動物の快適さを第一に考え、責任を持ち、保護動物のお世話を利他的に行わなければ、保護動物のQOLはもちろん、心にも深い傷を負わせることになるし、身体的・心情的に多大な負担をかけてしまう。

 

保護するにあたり、「そこまで動物にしなくてもいいんじゃないの?」とか「獣医師による治療を受けなくても治るよ」とか、「去勢・避妊手術しなくてもなんも問題もない」というのは、保護ではない。

 

「死ななければいい」という軽い気持ちから行われる人間活動から生まれることは、本人(保護動物)の苦しみと痛みなのだ。

 

そのことを十分に理解してほしい。

 

保護活動は、保護された本人のためのものであり、わたしたちのためのことではないのだ。

 

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SNSが復旧し、他者からの評価が生きるひとつの原動力のようになっている傾向がある現代人が多い中、他者の評価を求め、保護活動を行うのは、真に動物たちの利益にはなっていないことが発信などでよくわかります。

 

なので、動物を保護される方は、落ち着いてよく考え、自分が行っていることは動物たちに苦痛を与えていないだろうかと自問してほしいです。

 

わたしのブログをいつも読んでくださっている方は、わたしが伝えようとしていることを理解してくださっていると思いますが、残念ながら多くの人にはまったく伝わっていないなと思います。

 

わたしのブログ内容は日々、かたい話しばかりで、まったくおもしろくも癒されることもなく、一般的評価が低いと思いますが、動物たちのことを日々考えているとこのような内容になります。

 

かたい話しばかりですが、読んでくれたり、応援をしてくれたりしてくださっている方たちがいることに、いつもうれしく感じています。

 

今後、さらに学びを進め、自分ができることをしていきたいと思っています。

 

いつも応援をありがとうございます。

 

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