昨晩、いきなり近くで花火が打ち上げられ、犬鹿+わたしがパニックになった(泣)。

 

告知ナシの非常に近い距離での花火打ち上げに、本当に困った。

 

花火のような爆音は、動物たちを大変驚かすだけでなく、わたしのように大きな音にトラウマがある人にとってもよろこぶものではない。

 

花火はみんながよろこぶという前提で打ち上げられていると思うが、そうでない者たちも多くいる。

 

今朝、役所に問い合わせしたのだが、土曜日ということで担当者不在のため週明けに再度問い合わせをすることにした。

 

告知があれば、まだ、身構えられるし対処のやりようがる。しかし、そうでない場合はみんなオドオドする。

 

鹿のすぐるちゃん(♂4歳)は、今日の午前中までオドオドと緊張が続いていて、ジッとしていられなかったし、食欲低下が見られた。

 

今日はよい天気だったのだか、気温が高かったので犬鹿たちは室内で昼寝をしていた。

 

きもちのよい青空~。

 

 

「部家でゆっくりしてるよ~☆」

 

 

鹿ののぞみちゃん(♀推定3歳)はウトウト~☆彡

「ネムネムだよ~」

 

すぐるちゃんがオドオドしてジッとしていられずにウロウロするのだが、そのすぐるちゃんの後をのぞみちゃんがついて行く。

 

のぞみちゃんは脚が不自由なので、ついて行くにも一苦労だ。

 

ついて行くのは大変なのに、すぐるちゃんを懸命に追う姿を見ていると、哺乳類としての社会性を知ることができるし、のぞみちゃんの心境を想像しては、個々との結びつき(関係性)や家族の緊密な関係性などいろいろ考えてしまう。

 

野生で暮らしていて、ケガを負った場合でも、家族や母親の後をついて行く鹿の姿を見たことがある。その本人の心境や痛みなどを想像するとどれほどつらいことだろうかと思う。

 

以前、早朝に3頭の野犬を見たことがあるが、3頭のうち1頭が一本の脚が不自由で、他の犬たちのようにうまく歩けないでいた。

 

しかし、不自由でない2頭が、遅れる1頭をうまくサポートしていたのだ。

 

置き去りにすることなく、不自由な犬が一緒に移動できるように歩調を合わせ、不自由な犬をガードするかのように両端に立歩いていたのだ。

 

その姿になんとやさしいことだろう、そして、なんと信頼し合っているのだろう・・・などと考えていると、わたしは胸がいっぱいになった。

 

野犬たちの保護を考えたが、行動範囲が分からず、その後姿を見ることがなかったため、厳しい環境ではあるが、なんとか生き延びてほしいと心で思うことしかできない。

 

わたしたちは日頃、苦しんでいる者の姿を見る機会が少ないと思うが、直接見ないだけで見えない所には、つらい思いをしながら生活をしている者たちが本当にたくさん存在している。

 

そのことから、目の前の暮らしがすべてではないということに気づかされる。

 

苦しみやつらさ、痛さは、ほとんどの者が避けたいと思っていることだろう。

 

なので、自分のことだけではなく、他者の苦しみ、痛みにも敏感でいたいなと思う・・・。

 

 

ひとりひとりの生涯に苦しみや痛さなどつらいことが少ないといいなと心から思う。

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