昼前に雨が止んだので、鹿ののぞみちゃん(♀推定3歳)の脚のケア用品をかかりつけの動物病院へ買いに行ってきた。
雨続きなので犬鹿たちは少し不安になっている時もあり、病院など予約でない用は、雨が止んでいる時にすませるようにしている。
犬を尊重する育て方を提唱している川上さんの今日のブログにストレスとトラウマについて書かれていた。
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本来生き物は危険を察知すると、闘争逃走反応が起こり、闘うか逃げるかするのだが、回避困難なストレスを与えられ続けると、その場から逃げられないと学習し、逃げる努力を放棄するようになるという。
1960年代にマーティン・セリグマンが犬に非人道的な実験、犬に電気ショックを行い、それを立証し、「学習性無気力」と名付けたそうだ。
その後の研究で、ストレスからトラウマになるうることがわかり、トラウマは心に生じるのではなく、体に生じると言われているということだ。
わたし自身、逃げることができない慢性的ストレスを抱えている時、どうすることもできず無気力になり、寝込む日が多かった。当然、とてもつらい。
川上さんの記事にも書かれているように、「トラウマの回復は長く困難な道のりであり完治することはない」。
トラウマの影響が軽くなっても、トラウマを抱えた犬やその他の動物たちのつらさがなくなることはない。
しつけ情報サイトをみていると、川上さんが書いているように、「犬が嫌がっても止めてはいけない」ことや、他に「犬が飼い主に助けを求めてきた時にそれに答えてはいけない。突き放すように」と書かれていることもあり、なぜ答えてはいけないのかというと、「飼い主に頼り弱い犬に育つから」と書かれていた。
しつけやトレーニングをしていた昔、わたしはそのことを間に受け、犬の春ちゃん(♂10歳)が怖くてわたしの側にきたとき、無視する、離れるなどして突き放したことが一度ある。
そうすると春ちゃんはどうなったかというと、さらに不安になり、落ち着けなくなってわたしの周りをクルクルと回り始めた。
わたしはその様子から、これはダメだと思い、突き放すのをすぐにやめた。
しつけ情報さいとや本などには、いろんなことが書かれているので、どの情報が犬たちを苦しめないかを見極める必要があると思う。
わたしは「この方法や接し方、おかしいんじゃない?」と思ってしばらく月日が経ってから、犬に対しての接し方や認識を改めることになったが、その間、犬たちはストレスを抱え苦しんでいた。
なので、「あれ?なんかおかしいな」とか「犬がつらそう」とか思ったなら、早めにその接し方や方法をやめるのがいいと思う。
わたしたちがどの情報を採用するかの選択で、犬がつらい思いをするのか、それとも安心た日々の中よろこび多き生涯になるのか、犬の生涯が変わってくる。
なので、わたしたちの責任は重大だといつも思っている。
るなちゃん(2013年没)を通して、ストレス・トラウマは寿命に影響を与えるのでは?と思うところがある。
・るなちゃんには積極的なしつけやトレーニングをしていて、慢性的ストレス、一時的多大な恐怖などから若くして尻尾、顔、体の毛が白髪になり、皮膚疾患が多く下痢や嘔吐も多かった。
体に生じる負担は見えにくいこともあるが、必ず本人に影響を与えているので、見えないからと言って軽視しないようにしたい。
わたしはるなちゃんを大事にしていると思っていたが、やっていることは虐待に等しいことだった。わたしの大事にしているは利己的な大事であり、るなちゃんを思ってではなかったということに気づいたのは、るなちゃんが亡くなる数か月前だった。
同じ過ちを繰り返さないためにも、犬や他の動物たちのストレス・トラウマに意識を向け、そのつらさに寄り添っていきたい。
犬やその他の動物を尊重するPONOPONO犬育てを知ることができて心からよかったと思う。
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