あっという間に今週も金曜日になってしまった。
毎日思うが一日の終わりが早すぎる(苦笑)。
今日は天気がよかったせいか、数日前からモヤモヤしている鹿のすぐるちゃん(♂4歳)のソワソワが少し落ち着いているように見えた。
すぐるちゃんは落ち着きがなくなると食事をあまりとらないので、この数日で身体がほんの少しほっそりしたように見える。
しばらく晴れの日が続くようなので、その間にモヤモヤが少なくなるといいなと思う。
今は鹿たちの出産時期で、母親は出産という大きな経験をし、産まれてきた子どものお世話に忙しくしている。
我が家の鹿のすぐるちゃんは産まれてすぐに母親と離れ離れになってしまった。母親とすぐるちゃんの心境や気持ちを思うと、心が痛む。
2017年5月のすぐるちゃん。
生命の危機があったが、体調を持ち直し母親がいないけれど懸命に生きるすぐるちゃん。
犬の春ちゃんとすぐるちゃん。
2018年5月には、これほどに大きく成長をした。
母親の母乳を飲むことができずにいたが、育ってくれて本当によかった。
わたしがよく見ている海外の鹿保護施設のインスタグラムでは、現在、小鹿の保護活動に忙しくしている様子がアップされている。
★鹿の保護施設 インスタグラム
↓ ↓ ↓
https://www.instagram.com/magnoliafawnrescue/?hl=ja
https://www.instagram.com/fuzzyfawnwildlife/?hl=ja
困っている小鹿やその他の動物がいれば、救護することが当然なので、レスキューが必要かそうでないかのガイドがきちんとある。
こちらのサイト→http://irishwildlifematters.ie/にもガイドが書かれているが、他のサイトにも小鹿のもとへ母親が10時間以上帰ってこない場合で小鹿が衰弱しているときは保護が必要など、詳しく書かれている。
わたしたちの社会のように、野生動物が負傷したり、衰弱したりしているのを「自然淘汰」といい放置しているのとはえらい違いだ。
奈良公園内、鹿苑で「小鹿公開」が6月1日から今年も行われるが、鹿苑でも小鹿に対して「自然淘汰」と言い、衰弱していたり、カラスに襲われてケガをしたりしているのを助けずに放置していると以前担当者から聞いた。
・小鹿公開場所は人工的空間であり、公開場所には小鹿が身を隠せるようにUブロックなど置かれているが、自然界のように小鹿が身を隠す場所がなくカラスの目につきやすい。ましてや、毎年同じ場所に小鹿がいることをカラスは記憶しているので、捕食対象になりやすい。
「小鹿公開」は行うが、助けることはしないというのはなんとも勝手なことだと思うし、人間が鹿たちに行っていることの矛盾が多すぎてひどい。
わたしたち人間の活動は野生動物たちの生活に多大な影響を与えて苦しめている。その観点からも、困っている者がいれば救護するのは当然のことだ(なので、海外はこのような点からも野生動物の保護に積極的)。
ここで行われていることを絶対視しないで、いろんなことに対し疑問を持ってみよう。そうすることで世界は広くなり、新たな知識がどんどん入ってくる。
その知識をもとに自分で考察してみよう。きっといろんなおかしなことに気づくと思う。
おかしなことに気が付いたら、「これはおかしいよね」「これちがうよね」と言える人間になれるように努めたい。
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