いい天気だったが、早朝犬のひよりちゃん(♀7歳)の顎下喉付近の腫れが再び破れて、前回出ずに残っていた炎症組織が流れ出てきた。

 

炎症組織が残っているので、再度皮膚が破ける可能性を獣医師から聞いていたが、今回は皮膚の状態が今までと違い、皮膚に目立った傷ができている。明日朝一番で診察へ行こうと考えている。

 

ひよりちゃんの炎症と傷による身体への負担を考え、ゆっくり過ごすのがいいと思った。

 

なので、わたしはずっと椅子に座って調べ事をしている。わたしがうろうろ動くと気になるだろうし、ゆっくり休めないと思うので。

 

調べ事をしていると、米国農務省森林局のサイトで「バンビのせいにしないでください」という記事があった。

 

鹿は森林構造減少の原因とされることが多いが、米国農務省森林局ロッキーマウンテン研究ステーションとペーシルバニア州立大学の調査で、オオジロジカが原因ではないということがわかった。

 

彼らの調査によれば、「局所的なレベルでは、シカは樹木の苗木の生存率、成長率、繁殖率を低下させる可能性があります。しかし、東部の森林の全体的な傾向は全く異なります」。ということで、シカと樹木の大きなスケールでの関係は、オオジロジカは樹木の密度を減少させていない(=森を衰退させていない)ことを発見した。

 

森の衰退の原因は鹿の生息数の増加にあるとされてきたのが、そうでないことがわかり、樹木はより多くの成長空間を確保している。今後も研究を進めることで、何が森林の変化を引き起こしているのか調べ、森林の健全性に新しい方法を提供できるかもしれないということだ。

 

さらなる研究によって、「健全な森林を管理するための新しい解決策を模索するようになり、バンビを逃がすことができるかもしれない」と書かれている。

 

この報告内容を読んでいて思うのが、やはりどの種も他の動植物と相互関係があり、その関係が作られていることで、自然環境というものが存在しているのだと。

 

どの種も生態系維持に欠かせない存在なのだ。

 

もし、何かの影響で、そこにいる(ある)動植物の生息数に変化があると、他の種も次々とその影響を受けることになる。

 

影響を受けた後、その環境に適応した者(や種)がその後の新たな相互関係を作り自然環境が作られていく。しかし、この相互関係で成り立つ自然環境が回復できない状況になってしまう場合もあるので、わたしたちは、各種の動植物に配慮し相互関係を考えた自然動植物保護を行う必要があるのだと思う。

 

今日、調べている限りでも、生態系の研究が進んでいることがわかったし、各国の動きがシカを含め野生動物を殺さない方に向かっていることは確かというのもわかった(現在は避妊プログラムが注目されていて行政から予算も下りている)。野生動物を殺して個体数管理というのはもう昔のことだと思った。

 

そして、米国森林局がこのような調査をして発表していることがすばらしいなと思う。わたしが住んでいる今の社会では、かなしいことに想像もできないなと思った・・・。

 

この社会ではいつでもどこでもシカやイノシシたちはひどく悪魔化され、悪者とされている。それがおそろしいほどに広く深く人びとに根付いてしまっている・・・。

 

アメリカやカナダ、オーストラリアなどの野生動物事情を見ていると、わたしたちの社会も倫理や科学を重視した取り組みや教育が必要だと強く思った。

 

わたしたちの社会も公平な調査をしてほしいです。

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