とてもいい天気になった。

犬たちは張りきって散歩に出かけ、ひよりちゃん(♀7歳)は1時間近くのぶらぶら散歩を楽しんだ。

 

春ちゃん(♂10歳)はいつものコースを寄り道なく帰宅した。

 

春ちゃんの散歩コースはほぼ決まっていて、半月に1度ほど「今日は寄り道するんだ」と言い、ロングコースを楽しむことがある。

 

ふたりの散歩の仕方は全く違うので、もし、散歩を2頭一緒行っていたらお互いリフレッシュできず、ストレス散歩になるだろうと思う。

 

犬を犬として見るだけではなく、個々の存在として見るとお散歩の仕方も、気になる物事も、怖く感じることも、好みもそれぞれ違うということに気づくと思う。

 

先住犬るなちゃん(2013年没)と春ちゃんとで暮らしていた頃は、最初は2頭一緒に散歩に行っていた。

 

しかし、PONOPONO犬暮らしを知ってから別々散歩に切り替えた。

 

るなちゃんと春ちゃんの場合、個別散歩1回目でふたりに変化があり、当時とてもおどろいていた。

 

別々散歩をしている最中、るなちゃんは足取り軽やかでニコニコとし、とても散歩を楽しんでいてルンルン♪だった。

 

帰宅後気分がよく、春ちゃんに初めてプレイバウをして遊びに誘っていた。

 

春ちゃんは待っている時間、不安があったようで、出掛ける前に置いたオヤツを食べていなかった。

 

なので、次の別々散歩からは、春ちゃんが落ち着いて待っていられるように、カーテンを閉めて静かで落ち着く音楽を小さな音で流して行ってみた。

 

別々散歩3回目から、春ちゃんはオヤツを食べるようになっていた(オヤツを食べる余裕ができた。環境の変化や春ちゃんの成長があり、今はオヤツなしでゆったりと待っている)。

 

分離不安がある子の場合、別々散歩で待っている時間がとてもつらいと思うので、工夫をして少しずつ不安が少なくなるように環境を整えてあげるといいと思う。

 

ひよりちゃんの場合は分離不安が大きかったので、春ちゃんの散歩の時間を同居人Kがいる時間にしたり、同居人Kがいない場合は2頭一緒に車で近くの公園まで行き、先にひよりちゃんの散歩をしてから春ちゃんの散歩をしたりといろいろとやっていた。

 

ひよりちゃんはひとりで家で待っているより、車で待っている方が落ち着いていたのでそうしていた(気温が高くない季節や日限定)。

 

個々に不安が少なく落ち着くことは違うので、犬に聞いて(観察して)いろいろと試してみるのがいい。

 

犬に聞くことで落ち着く環境やいい方法などが少しづつわかってくる。

 

分離不安の大きい小型犬さんの場合は、抱っこして同居犬の散歩に同行できるのでいいなと思う。

 

犬たちは人間との暮らしで多くの制限があり、ストレスがかかることがあるので、散歩の質を高めてリフレッシュできるといいなと思う。

 

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