いい天気で山の桜も開花し、あたたかく静かな時間が過ぎている。
先日、せやろがいおじさんのYouTube動画、ワラしがみに3.11特別対談「最新のエネルギー情報から考える原発は必要なのか」がアップされてたので見た。
★3.11特別対談「最新のエネルギー情勢から考える 原発は必要なのか?」コネラジ 第123回 特別ゲスト 飯田 哲也さん
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特別ゲストの環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長、飯田哲也さんがエネルギーについてグラフや図を使いわかりやすく解説してくれていて、その内容がとてもよかった。
★環境エネルギー政策研究所(ISEP)HP
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原子力発電がなくても、太陽光などの自然エネルギーで全国の電力をまかなえるという。
原子力という人間に手が負えない物に依存し続けることは、安全性や維持費用面など未来の不安のもとにもなる。
一方、太陽光などの自然エネルギーは、地球環境に負担や害を与えることはなく、太陽がある限りエネルギーをまかなえる。
ただ、日本の場合は太陽光パネルの設置に自然環境を破壊して行うという大きな問題があり、飯田さんによれば、このようなことはドイツやデンマーク、北欧などでは絶対にありえないことだという。
自然環境を破壊して太陽光パネルを設置することは人々から反発をかいやすいので、デンマークなどでは先に作っていい場所の網掛けをするという。
自然環境を破壊しないでいいようにすでに開発されている土地を利用するそうだ。
網掛けをして残った場所はごくわずかだそうだが、そのわずかな面積で電力は十分まかなえるので問題はないという。
日本は自然環境を大規模に破壊して作るという、非常に乱暴な開発がされている。
もちろん、その開発に反対の声を上げている人たちは多くいる。しかし、その人々の声を無視する形で開発が進められている。
飯田さんは、エネルギーの内容も大事だが、それと同じくエネルギーを生産していくプロセス、手続き内容も大事だと言っており、住民が望むプロセスで進めることがとても大事だと話していた。
どうしていくかを民主主義的に進め、エネルギーを通し住民たちが自分たちで作り上げる経済(エネルギーの地産地消)にすることが地域に潤いをもたらす、そのような社会が今や未来のわたしたちの生活や地球環境に良い影響を与えるということだ。
・このようなことからも「害獣駆除」で地域活性とか多方面からおかしいと思うし、内容の次元が違うなと思った。
デンマークなどではすでに40年前から行われているようなので、すごいな!と思う。
エネルギーと民主主義のあり方、自然環境というのは密接にかかわっており、民主主義がどれだけ機能しているかでエネルギーのあり方、社会、自然環境などが大きく変わってくるのだなと実感した。
民主主義はわたしたちにとって本当に大事であり、現在や未来に生きる者たちの生涯のあり方に大きな影響を与える。
なので、このようなことも考え自分にできることから何かを始めたり、やってみたりできるといいなと思う。
わたしは電力会社を自然環境にやさしいく、未来を考えた電力会社に変えようかと考えている(いま確認中)。
人間、目先の利益や利己的になりやすいが、そうではなく、未来を見据えたよりよい選択や行動をしていきたい。
日本では地球自然環境問題の関心が薄く、どこか他人事のように捉えられがちなので、地球環境やここに棲む生きもの、生息する植物のことを自分事として考えることができるフィンランドなどのような環境教育が必要だと強く思う。
ひとりひとりが地球自然環境に関心を持つことで、この先をよりよい方向へと変えていけると思う。
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