先日、友人に小さなテーブルをもらった。

 

ビクトリア朝時代(19世紀)の物だそうで、大事に使いたいと思う。

 

テーブルを室内に運んでいると、犬の春ちゃん(♂10歳)とひよりちゃん(♀7歳)と鹿のすぐるちゃん(♂3歳)が、テーブルを囲み「これ、なに?なに~?」と匂い嗅ぎをして確認をしていた。

 

犬たちが去った後も匂い嗅ぎをする鹿のすぐるちゃん。

「知っている匂い!」

 

鹿の、のぞみちゃん(♀推定3歳)は、少し遠くからみんなの様子を見ていた。

 

昨年、室内を広くするためにご飯を食べる用の4本脚のテーブルをなくしたので、友人にもらった小さなテーブルは活用できそうでよかった。

 

もらったテーブルは脚が1本で、天板の大きさもじゃまにならない大きさなので、犬たちの移動を助けるにちょうどいいと思った。

 

犬たちの移動を助ける、というのは、犬たちは室内を移動するとき、室内をいっぱいに使いカーミングシグナルを使う。そのとき、もらったテーブルのような物があると、その脇を通り、鹿たちにシグナルを出して鹿たちがいる場所を通過する。

 

今までは、以前あったテーブルが主だったが、なくしてからは、犬たちは秋冬には電気ストーブを春夏は扇風機を楯に使い、室内移動をしている。

 

鹿のすぐるちゃんも、時折そのように移動をしている。

 

犬鹿たちは常にカーミングシグナルを出しているが、空間の限りがある室内では、そのシグナルを思うように十分使うことができないときもあると思う。

 

なので、犬や鹿たちが室内を見て、なるべく瞬時に状況を判断出来るように、部屋の真ん中部分は物を置かずに見通しのよいようにしてみている。

 

犬鹿たちが室内をパット見て、状況を判断できると、行動の判断の助けになると思った(スムーズに行動ができる)。

 

室内に鹿がいるときは、犬たちは楯になる物の横を通ったり、隣の部屋の間にある襖を超えて大きく半カーブを描いたりして移動をする。

 

鹿たちがいなかったら、それらを行わず、部屋の奥まで真っ直ぐ歩き進める。

 

犬やその他の動物の行動とは、本人の思考あってのことなので、彼らの行動の意味はわたしたちが思っている以上に意味のあるものだと思う。

 

犬鹿たちが行動しやすいように、これからもみんなの声を聞きながら少しずつ整えて行きたい。

 

ところで、今回、テーブルをもらえたことで、今年の夏は念願の壁掛け扇風機にしようと思った。

 

床に扇風機を置くと、埃などで扇風機のハネやカバーがすぐに汚れて手入れが大変だったので少し困っていた。

 

「埃がつきにくそうな壁掛け扇風機にしたいな~」な思いつつ、犬たちが使用する楯(扇風機)をなくすことはできないので、手入れをがんばっていた(笑)。

 

 

のぞみちゃんは、テーブルを室内に運んだ後に匂い嗅ぎをすることなく朝まですごし、朝方、すぐるちゃんと一緒に匂いを嗅ぎに行っていた。

すぐるちゃんは「ボクは匂い知ってるよ」という感じの表情をしている。

 

テーブルの匂いを直接したのぞみちゃんも、「この匂い知ってる」というような表情。

のぞみちゃん、匂いができてよかったねっ。

 

のぞみちゃん、ひとりではテーブルに近づかなかったのに、すぐるちゃんと一緒だと匂い嗅ぎをするとことが興味深かった。

 

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