今日はすばらしいドキュメンタリー動画を紹介したい。

 

NETFLIXオリジナルドキュメンタリー「Our Planet | One Planet | FULL EPISODE | Netflix」

49分27秒のドキュメンタリーなので、時間のあるときにゆっくり見るのがいいと思う。

★こちら

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このドキュメンタリー野生動物保護や環境問題への関心を喚起するもので、COVID-19で自宅学習している子どもを対象にしているそうだ。

 

わたしはこのドキュメンタリーを見て、とても感動をしてウルウルした。

 

内容がとんでもなくすばらしかった。

 

地球上で生きるどの動物も生態系の中で重要な役割を担っていること、人間の活動によって森が失われ生物多様性が急速に損なわれることが、非常によくわかるようになっている。

 

そして、映像もとんでもなくすばらしかった。

 

映像に映る動物は今を生き、植物や地球自然環境は、今を映し出している。

 

これは、芸術的感性が非常に大事だと思った。

 

芸術的感性があり、科学的知見を取り入れ作られた映像、内容は、動物園などで見る動物たちと全く違うし、学ぶことも全く違う。

 

これは、子どもたちの胸にひびくだろうと思った。

 

このようなドキュメンタリーを子どもたちの学習の一環に取り入れている国は、そうでない国とかなり違ってくるだろう。

 

日本でも、このようなドキュメンタリーを学校教育の一環で学習できるようにする必要があると強く思う。

 

と、思い、日本で作られるこのようなドキュメンタリーを想像すると、全く違うものに仕上がると思った。

 

ひとつに、自然界における野生動物を紹介する番組では、いまだに「弱肉強食」という内容がほとんどだ。

 

ふたつに、科学的知見を取り入れていない。

 

さらに、人間中心的生活を送っているわたしたちは、地球自然環境や野生で生きる生物を純粋に観察する目や、それを感じる感性の乏しさなどがあると思う。

 

総合して考えると、まずは地球自然環境のこと、野生で生きる生物のことを正当に評価し、実際おきていることを知ることから始めなければいけないのではないかと思った。

 

「弱肉強食」というのも、動物の世界を説明する言葉としてはすでに不適切になっている。

 

その、不適切なことをいまだに使用しているということは、圧倒的情報収集不足ではなかろうか・・・。

 

動物の世界では、強い者が生き残ると思われがちだが、実際は弱い者を強い者が守り生存を手助けする。

 

決して「弱肉強食」とは言えない動物たちの世界があるのだ。

 

このドキュメンタリーをすべて見るとわかるが、野生で生きる生物は知的で創造性豊かだ。

 

人間以外の生物の能力は人間より劣っていると捉えられがちだが、実際はそうではない。

 

それぞれの種が個々に、家族や仲間と共に、能力を発揮し、その生を感情豊かに生き生活をしている。

 

その生はわたしたちが思うよりはるかに、種や個々の能力によって豊かなものになっている。

 

ここで言う、豊かとは生活が豊かではなく、過酷すぎる自然環境の中、それぞれが具え持った能力を生かし、生存に向け共に協力をし思いやりある行動をしているということ。

 

生きるに必要なことを動物たちは知っているのだ。

 

わたしたちは、わたしたちの社会だけに生きることにフォーカスされ、自然環境や他の生物とは切り離されがちになっている。

 

しかし、わたしたちひとりひとりの行動が、今この時も地球全土に影響を与えている。

 

人間の活動が彼らの生活を苦しめていることは事実であり、現在、世界的にも明らかになっていることだ。

 

野生生物の生存地が人間によって破壊され、彼らの姿が減少することは全生物に影響を及ぼす。

 

それは、人間だけが例外ということはない。

 

このことを忘れず、わたしたちは自分自身の生活についてよく考えなければいけない。

 

このドキュメンタリーを見る子どもたちが大きくなったころの地球はどうなっているのだろうか?

 

どれほどの野生動物が生存しているのだろうか?

 

すべての生物の生活のためにも、人々の高い意識が増えることを心から願っている。

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