今日は犬のひよりちゃん(♀7歳)の診察日だった。
先週、顎下喉付近の腫れのぶり返しに気づいてから、抗生剤と炎症止と胃薬を一週間、服用した結果、腫れが少し小さくなっていた。
腫れが完全になくなるまで薬を飲むことになったが、今後、また腫れがぶり返すのであれば、炎症部分を取り除く手術を受けることになると思う。
診察を終え、他のみんなが待つ家に帰宅すると、今日は同居人Kがいて、帰宅後の写真を撮っていた。
犬の春ちゃん(♂10歳)と鹿のすぐるちゃん(♂3歳)が、わたしの側にきて「おかえり~」と言ってくれていた。
「ただいま~」
鹿のすぐるちゃんは、匂いチェック!
鹿ののぞみちゃん(♀推定3歳)の姿がないので、のぞみちゃんの姿を探すと・・・発見!
ここにいた。
のぞみちゃんは中庭で休んでいたようで、通路の隙間から、こっちの様子をみていた。
家で待つことは、待つ者にいろんな気持ちを感じさせる。
一緒にいきたいとか、寂しいとか、不安とか。
同居人が帰宅すると、待っていたときの感情を動きや声などでわたしたちに伝えてくれる。
その声をゆっくりと聞きたい。
現代人は多忙で、帰宅後「洗濯物を取り入れなきゃ」とか「ご飯の準備!」とか思い、気持ちや頭の中が忙しいと思う。
話しがそれるが、子育てや家事は女性がするものだと、いまだに思っている男性が多く存在していると思う。しかし、子育て(や犬やその他の動物育て)、家事は共同作業だし、個々が生きてくためのこと、たとえば、ご飯作りや洗濯などはそれぞれが自分で行えるようになっておくのがいい。
現代の親の中に、子どもの性別関係なく、料理など生きていくために必要なことを教えているという方を何人か知っているので、昔と違ってきているなと思う。
話しを戻すと、帰宅後、しないといけないことがあっても、家で待っていた犬やその他の動物たちの気持ちをたくさん聞いてあげることができるといいなと思う。
そうすることで、犬やその他の動物たちは、気持ちが落ちつき、満足もし、うれしく感じると思う。
その結果として、「ただいま」「おかえり」の挨拶が済んだ後は、同居人を後追いすることなく、個々の時間をゆったりすごしてくれる。
家で待っている時間によほどのことがあり、怖かったり、不安が大きかったりした場合は、人間が十分だと思う挨拶をした後も、同居人の側にいる場合もある。
そのときは、犬やその他の動物の気持ちに寄り添い、一緒にいてあげるのがいい。
気持ちに寄り添うと、心の回復が早く、平常心に戻ってくれるのが早い。
犬やその他の動物たちの気持ちが、どうしたら落ち着くだろうか?安心できるか?などを考えてみたり、想像してみたりしながら、犬やその他の動物たちと接するといいと思う。
そうして暮らしていくことは、犬やその他の動物とよい関係を築いていくことにつながる。
犬やその他の動物を「しつける」という、他者を人間の都合のよいように動かす考えではなく、一緒に暮らしている家族(表面上の家族ではない)として、いろんな気持ちを共感、共有し、共に暮らせることができるといいなと思う。
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