今日の春ちゃんの散歩では、昔行動を一緒にしていた犬関係の知人に遠くから声をかけられました。
知人とは少し前の春ちゃんの散歩中に数年ぶりに偶然出会い、少し話をしました。
そのときは知人だけだったのですが、今日は犬さんも一緒でした。
遠くから大きな声で呼ばれたので、すぐに振り向くことができ状況を判断できました。
知人は急ぎ足でわたしたちの方へ向かってこようとしていたので、わたしは知人に会釈をして、春ちゃんに「犬さんがきたからあっち行かない?」と声をかけました。
すると春ちゃんは「行く行く~」と言ってくれたのでスムーズに回避ができ、ホッとしました。
春ちゃんは幼い頃から春ちゃんの気持ちを無視した間違った社会化(積極的に他犬と接触する)やしつけ、トレーニングを行っていたので他犬が苦手です。
他犬友だち100頭!と言われて行っていた社会化最中では、春ちゃんが他犬に噛まれたこともありましたし、ストレスを抱えたおとな犬のターゲットになったこともありました。
・当時は、この方法がよいと聞いていたので、わたしはそれを信じようとしていましたが、進めていくうちに春ちゃんのつらそうな様子をみて、この方法は違うなと思いました。
今日の場合は、初対面な犬さんということと、人間の都合で会うという春ちゃんにとって、とても苦手とする状況だったので、わたしは焦ったのです。早くに回避ができてよかったです。
他犬とお友だちになるには、散歩中に何度も顔を合わし、顔見知りになり、距離を縮めていくというプロセスを経てはじめて直接挨拶というのが、春ちゃんのペースで今までの成功例(落ち着いて挨拶ができる)です。
なので、もし、人間と初対面な犬さんが小走りで春ちゃんの側にきたら、落ち着いて状況判断もできず、きっと春ちゃんは驚いただろうし、興奮もしていただろうと思います。
今の春ちゃんは自分のペースや他犬との距離間、成功例を知っているので、回避がスムーズにでき、今はパニックになることもほぼないです。
今回のことでも思いましたが、わたしはいつも春ちゃんのサポートをしたいな~と。
もし、わたしが人間同士の付き合いなどを優先していたなら、そのことで春ちゃんを犠牲にしてしまうと思いました。
誰かに声をかけられると、近くに寄って話をしたり、挨拶をしたりしないと相手にわるく思われるのではないか、それだといやだな~と思う時期もありましたが、春ちゃんが困ることがないのが一番だと。
回避したことについては、回避した相手に機会があればその理由を話すこともできるので、相手に会釈などをして気づいていることを伝えているといいかなと思います。
散歩中に何度も会う犬と人間だと、わたしたちの行動から「あの人たちは距離をとるんだな」とわかってもらえることが多いので、相手の方が先に回避をしてくれることもあります。
春ちゃん自身とても苦しんできて、この数年でやっと成功例も増えてきたので、本人はとてもうれしく感じていると思います。
うまくいったときは、わたしたちと同じように春ちゃんも「うまくできた~」とニカニカとした表情をするのです。
わたしはその成功例を大事にしてあげたいし、これからも増えるとうれしいねと思うので、わたし自身、サポート力アップに励みたいです。
春ちゃん、回避スキルも上達していてすごいなと思います。
犬たちの方が成長がわたしよりも早いので、いつも感心します。
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