今日は朝方、とても冷え込みましたが、日中は風もなくあたたかな日が差しとてもすごしやすく、犬と鹿たちはゆったりとした時間をすごしていました。
先日、犬のひーちゃんの散歩中にトリさんたちと会いました。
人間の飼育下であるトリさんたちですが、庭や庭周辺で自由に行動できる時間もあり、トリさんたちは草むらの中に入ったり土のある地面をつついたりしています。
初めてトリさんたちに出会ったときは、ひーちゃんが最初に姿を見つけ「!!知らない誰かがいる!」と体を前のめりにしで背筋をピンッ!と伸ばし、耳もピンッと立てトリさんたちを見ていました。
そのひーちゃんの姿を見たトリさんたちは「‼!!」となり(少し危機を感じたのだろうと)、最初はゆっくり小幅で距離をとるために移動をし、ある程度の距離がとれると安心できる場所であるお世話係さんが住む建物の側に向かい脚を大きく動かしものすごい速さで走っていきました。トリさんたち、イヌの様子をよく見て理解しているなと思いました。トリさんたちは安心できる場所まで行くと、こちらを気にしながら地面を嘴でつついたり、そっぽむいたりしていました。トリさんたちのこの行動(シグナル)をイヌたちとよく似ているな~と思いながら見ていました。
トリさんたちと初めて出会った時は少し固まっていたひーちゃんですが、トリさんたちがうまく対処して距離をとってくれたので、興奮することなく自分自身で落ち着こうと匂い嗅ぎをしていました。
お互い、自分に危害を加える相手ではないとわかると、その後に会うと最初のときのように大きな緊張はなく、距離をとるタイミングやその距離感など余裕を持ちカーミングシグナルを出せています。
顔見知りになった今では、トリさんたちとひーちゃんの距離間が近くなっていますが、距離としてはとても離れています。
顔見知りのトリさんたち。
「またあの子たちがきたよ!」
トリさんたちの姿に気がついたひーちゃんは草むらをクンクン。
トリさんたちと距離をとるため、道路の端っこを歩きながら進むひーちゃん。
「おどろくことしないよー」と、ひよりちゃん。
トリさんたち、この日はわたしたちが通り過ぎる少し前までこの場所にいて、今日は離れないのかな?と思ていたら、通り過ぎる直前に距離をとるために移動をしていました。
トリさんもひーちゃんも自分で対処できる距離をたもちながら、交流している姿がなんだか楽しんでいるように見えほほえましいです。
自分で対処できない距離、というのはとすごく興奮してしまったりイヌさん自身が自分でその興奮を静めることができなかったりになってしまったときなどで、イヌさんがそうならない距離をたもてるようにできるといいなと思います(たとえば、ロックオンしたり興奮したりしそうな対象物に対しては最初からそれに近づかないなど)。
自分で対処できる距離をとることを続けていると、回避スキルが上達し、カーミングシグナルもたくさん出せるようになってくることを実感しているこの頃です。
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