一昨日、鹿のすぐるちゃんが室内で食事をしているときにおどろくことがあり、パニックになりました。その時、縁側の透明のガラスがはいった建具に突っ込み庭に出ていきました。すぐるちゃんに大きなケガはなかったものの、鼻の端が少し切れ出血して痛い思いをしました。出血は数分で止まったのでよかったです。

 

すぐるちゃんの傷などの様子とほかのみんなの様子を確認し、落ち着いた頃に壊れた建具と庭に広範囲に飛び散ったガラスの破片を集め、表面の土を数センチかき取った上に他から運んだ土をかぶせました。

 

急遽、いつもお世話になっている建具屋さんに事情を話し、雨戸風の建具を作ってもらうことにしました。家の全ての建具を作りかえることは今は予算的に無理なので、まず3面のうち2面(計10枚)をしてもらうことにしました。どのような建具を作るのかいろんな案が出ましたが、一番安全だと思う木の板で作ってもらうことになりました。室内に日が入らなくなりますが、すぐるちゃんたちにはその方がいいかもしれないです。木の板で壁のようになっているとおどろき庭に出ようとして突っ込むこともないだろうし、室内が暗くて落ち着く空間になるかもしれないな~と思っています(実際に暮らしてみないとわかりませんが)。

 

落ち着いているときは「ここにはガラスがある」と理解しているすぐるちゃんなので、普段は決まって開けているところから出入りしますが、パニックに陥るとガラスがあるのをわかっていても、光が通ってる方へ向かっていくことを知れました。新しい建具ができたら、いつでも逃げれるように2面は必ず開けて光を通しておこうと思っています(ひどいパニックに陥るともしかしたら木の板に突っ込むことがあるかもしれないですが、すぐるちゃんの理解度や反射的な行動から可能性は低いかなと思います)。

 

すぐるちゃんはドキドキしたのと痛い思いをしたので、わたしにいつもよりたくさん甘えにきます。

 

今朝はわたしがしゃがんでデッキの糞拾いをしてると足に顔や頭をすり寄せてきました。

 

すぐるちゃん、わたしの胴体ではなく足に顔をすり寄せたいみたいだったので、スリスリしやすくなるようにと足を立ててみました。

 

すると、わたしの膝で耳後ろをスリスリしたり、頭を上げ下ろししたりしてたくさん甘えていました。

甘えるとは別に耳後ろがかゆかったということもありそうですが(笑)。

 

角の間がちょうどよい間隔で、わたしの足が入っています。↓

すぐるちゃん、甘えているので耳がペタンとなっています。

・犬の場合、耳のペタンは甘えている時以外でも見られるので状況や犬のボディランゲージ・シグナルなど見て甘えているのか怖がっているのかなど判断するといいと思います。

「まだちょっと落ち着かないんだ」

 

犬や鹿たちが甘えたい時に思う存分甘えることができると不安などが薄れ、落ち着きやすきなります。人間の子どももそうではないかと思います。甘えたいと思う気持ち(不安なのかただ甘えたくなったのかなど)はその時によって違ってきたり、その大きさも違うので、おとな目線で「これだけ甘えたからいいだろう」と甘えている子どもをはなすのではなく、子どもが自分から「もういい」とはなれるまで甘えてもらうのがいいと思います。

 

同居人に甘えたいのに甘えられない環境で我慢しながらつらい思いをして暮らしている犬たちの場合、甘えることができる環境になると最初は長い時間甘えるかもしれません。しかし、甘えたい気持ちが満たされていくと安心感も増し精神の安定に繋がるので、甘える時間は短くなっていくと思います。とは言っても、その時の状況で感じたことや個々犬・鹿たちの気持ちは異なるので、その時、犬や鹿たちが必要としてることができる環境を意識していたいです。

 

犬のひーちゃんは日向ぼっこ。

「ぽかぽかきもちいい~」

 

 

写真、変えてみました。

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