今日は雨が降る前に友だちからもらった菜の花の種まきをしました。種が包まれた紙を開けるとプワ~っとさわやかないい香りがしました。庭の一角に種をまいてると鹿のすぐるちゃんとのぞみちゃんが興味深々でやってきて種まきが終わるまでわたしについて歩いていました。

 

昼からは雨が降り静かな時間をすごしていましたが、夕方に雨が止んだので、犬と鹿たちは庭に出て草を食べたりトイレをしたりしていました。しばらくして、鹿のふたりがピョンピョンと跳ね遊び始めました。鹿たちの遊びに今日はひーちゃんも参加していました。ひーちゃんはのぞみちゃんにプレイバウをしたり追いかけたり。

 

犬と鹿たちのこのような遊びを見ていると「犬だから」とか「野生動物だから」とか遊ぶということについての違いはないなと思います。誰かと遊ぶという行為はコミュニケーションのひとつでもありますし、誰かと遊びたいという気持ちになるのは犬も鹿もあって他の動物種でも見ます。動物種や個々で遊び方などの違いはありますが、お互いご機嫌さんに遊んでいる姿を見ると動物としてのつながりに気づきます。

 

最近では犬同士の遊びの時間がさらに短くなっていて2分以内で終わっています。その短い時間でも十分に楽しんでいる様子を知ることができます。それぞれが興奮しすぎる前のちょうどよい遊びで終了しているのが偉いな~と思います。遊びが終わるとひーちゃんはひとりで仰向けになりゴロゴロしてそのまま寝ることが多いです。春ちゃんは木の枝を噛んでいることが多く木の枝を噛み終わると横になり休みます。春ちゃんは木の枝を噛むことで少し興奮したのを静めているのだと思います(今以上に興奮しないようにというのもあると思います)。

 

鹿たちの遊びも日に日に時間が短くなっています。のぞみちゃんが不自由なこともあってのことと思いますが、すごく興奮することなくお互いを気遣っている様子が見られ、すぐるちゃんがのぞみちゃんの遊び方やペースに合わせています。すぐるちゃん、やさしいです。

 

みんなほんとにちょうどいい、ということをよく知っていてすごいなと思います。ストレス度が高いと追いかけっこなどする時間が長くなったり激しくなったりするので、その時は人間が犬たちの間に入り「ちょっと落ち着かない?」「落ちつこっか」と伝えると犬たちはそれを理解してくれます。犬たちがとても興奮しているときはわたしたちが間に入っても「遊ぶの~!」と言うかもしれないですが、ストレスマネジメントをしながら間に入ることを続けていると犬たち自ら興奮しない選択をするようになります。

 

過去高ストレス状態だった春ちゃんが、ストレスマネジメントを続けていくうちに自分で興奮を避ける行動を見ているとやはり、興奮はしんどい・つらいものだということが分かります。

 

犬たちは人間との暮らしでストレスを抱えていることがほとんどなので、犬のストレスになっていることをひとつづつなくしていき、犬たちが自分の能力を発揮できるといいなと思います。

 

 

ある日の遊び

 

 

追っかけたり追いかけられたり。

 

 

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