3日前から山に棲む鹿たち(♂)の美しい声が聞こえています。聞こえてくる時間帯は夕方や22時、2時などでさまざまで、昨晩は1時半頃に裏山から聞こえてきた声はとても近く、空気がゆれる感じがしたほどの迫力でした。とても近くで聞いたのは初めてで離れた場所から聞えてくる声と違い細かい声まで聞こえ鮮明さに感動をしました。

 

山で棲む鹿たちの声にうちの鹿たちが反応するかと思いきや、すぐるちゃんものぞみちゃんも体制を変えず反芻運動をしてそのまま寝ていました。犬たちも寝ていました。

 

野生動物たちの暮らしはわたしたち人間の活動に翻弄されていますが、どれほどの人が翻弄されながらも懸命に生き命を繋いでいる野生動物たちの暮らしを大事に思っているのでしょうか。

 

わたしたちが自分たちの暮らしを守っていきたいように他の動物種たちも本当に必死で毎日を暮らしています。

わたしたちも含め、動物たちはそれぞれの生をそれぞれのかたちで生きようとしています。

 

小さな枠の考えの中にとどまらず、広い視野を持ち多様で豊かな考えを育て今より自由で個々が自分として元気に生きることができる社会を願うばかりです・・・。

 

人間と異なる動物種への扱いはそのままわたしたちの社会に反映します。特定の動物種に言いがかりをつけ悪者扱いしたり、駆除や根絶しようとしたり、モノとして扱うなど、今ここに生きるわたしたち人間社会の中にもその考えなどは深く浸透し、わたしたち自ら生きにくい社会を作っています。

 

すでにわたしたち人類は数百種の生物の姿を地球上から消し去り、さらに多くの種を絶滅の瀬戸際へと追い付けています。

CNN記事によると、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表された研究論文は、種が滅んでいくペースが過去数十年間で加速していると指摘されており、メキシコ国立自治大学で生態学を研究するヘラルド・セバジョス・ゴンサレス教授によれば、2001年から14年にかけて世界で約173種の生物が絶滅し、これは通常考えられる絶滅速度の25倍のペースだということです。

 

BBC NEWS記事では、世界自然保護基金(WWF)が、野生動物の個体数が過去50年未満で3分の2以上減少したとする報告書を公表。「破壊的な減少」には減速の兆候はみられないという。WWFの報告書では、自然界がこれまでに見たことのない速さで人間によって破壊されていると警告しています。

 

わたしたちは過去に戻ることはできないし、自然環境が過去と同じ状態になることや現状を維持し続けることもほとんどないので、変化していく今これからのことを考えながら種問わず犠牲を出さない選択が必要です。

 

野生で生きる動物種たちの暮らしや命を奪い続けることはもう終わりにしないといけないです。わたしたちはさんざん自然環境を破壊・汚染し、他の動物種を搾取しつくしています。わたしたちは地球上に生きる者として今まで行ってきたことから学び、新たな暮らしを築いていく時期がきているのです。

 

犠牲を出し続ける社会のこの先はより多くの犠牲しか生みださない社会であると思います。なので、ここに生きる生きもの(人間も含む)の暮らしを守り犠牲を出さないことを考えた行動や活動が行われるように声をあげていけるといいなと思います。

 

 

 

今日は比較的落ち着いていた犬と鹿たちです。

「新しいモフモフ、ふわふわ~ガーベラ

モフモフ→クッション。

 

 

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