今日の気温も体内の水分が蒸発しそうな(←たとえです)ほどの暑さでした。

 

夕立が全くないこともあり、

庭の野草は水分が足りず枯れる箇所が見られ始めました。

 

猛暑と干ばつは動物にも植物にも過酷です。

 

一昨年は庭にたくさんのバッタの姿を見かけましたが、昨年は少しすくなくなり、今年はほとんどいません。

 

庭でバッタの姿を見かけない正確な理由は分かりませんが、バッタたちに起こっている変化はわかります。

 

PCと庭から迷い込んできたバッタ。

 

人間活動で地球の温暖化は加速しています。

東アフリカではバッタが大量発生していますが、これも自然環境の汚染や破壊など関係しています。

 

虫に対して殺虫剤を使用し、「駆除」するのは野生動物を殺すのと同じく自然生態系を破壊することになり、殺虫剤を使うと虫の数は多くなって行きます。

 

個体数の微妙なバランスは自然環境で生息している生きものたちによって作られていますが、わたしたちが殺虫剤をしようすることで「殺虫剤のためにある種の土壌生物の個体数が減り、捕食者と被食者の均衝が破れ、ある特定の種類が突然大発生する」(『沈黙の春』81ページ)。ことが起こります。

 

殺虫剤は生きものを殺すことから『沈黙の春』で著者レイチャル・カーソンは殺虫剤を「殺生剤」と書いていました。

まさにその通りだ思いました。

 

生きものを殺す化学薬品はもちろん人体にもよくない影響を与えます。

「土壌のなかに入った殺虫剤は、一か月や二カ月では消え去らず、何年も何年も長い間染みついている」(『沈黙の春』81ページ)。

 

化学薬品というのは一種の化学薬品よりも他のいろんな化学薬品が組合わさったときのほうが、恐ろしい害をもららすことがわかっています。

 

環境にも深刻なダメージを与える殺虫剤ですが、このような記事がありました。

 

バッタが大量発生している中央アジア6各国に日本が駆除支援するそうです・・・。

 

 

国連食糧農業機関(FAO)に最大7億9800円を支出することで合意したと書かれています。

 

殺虫剤を広範囲にスプレーすることでそこに住んでいる生きもの全てによくない影響を与えることはわかっていることです。

 

そしてその影響はその後も続くということです。

 

このこともとても考えさせられます。

他の事物とのつながりなど考えるとこわくなります。

 

地球の気温が上昇するスピードが加速しているので、これからや今行われることは環境に負荷をかけない方法ではないでしょうか。

生物の相互関係などすでにわかっていることがあったり、調査したりが進んでいるので、「駆除」という発想からわたしたちはさよならして新たな時代を生きていけるといいなと思います。

 

 

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