今日は友人が家にきてくれました。
同居動物たちには昨日、友人がくることを伝えていました。
鹿ののぞみちゃん以外のみんなは1度会ったことのある友人です。
朝から離れの片付けを始めると、犬たちは少しソワソワし始め「もうくるの?」と聞きにくるので、わたしは犬たちに「うん」と伝えると、春ちゃんはわたしに体をすり寄せ、ひーちゃんはわたしの顔を見てその場を去っていき草の上で休んでいました。
友人が我が家に到着し、離れの建物内に入ると、そこで待っていた犬たちは「いらっしゃい!」と大興奮。
犬たちは2年前に会っていたのを覚えていました。
犬のふたりはうれしくて友人に飛びついたり、前足で友人の腕を力を入れかいたりしていました。
犬のふたりが落ち着くようにと、友人にイスに座ってもらい、わたしもしゃがみました。
春ちゃんは興奮したとき、体を撫ぜてもらうと落ち着くようなので(不安がある)、春ちゃんには昔からそのようにしています。
「撫ぜてほしい」と前足で腕をかきます。
撫ぜなくてもよいときもありますが、今日は特に興奮していたので春ちゃんはしゃがんだわたしの側にきて興奮を静めようとしていたと思います。
犬のふたりの興奮度が高かったため、ストレスの蓄積が気になりました。
春ちゃんとひーちゃんが今よりつらくならないようにストレスマネジメントに努めようと思います。
わたしの気遣いが足りないことや同居動物たちが必要としていることに応えれていないことなどがあると思うので、わたしの接し方や何かに対しての対策など見直したいと思いました。
鹿のすぐるちゃんが後から建物内へ入ってきて、少し距離をとった位置から匂いをかぎながら、シグナルを出したり、読み取ったりしていました。
友人は犬鹿たちに対し常に争いを避ける友好的シグナルをだしてくれていました。
その後、すぐるちゃんは立ち上がり移動した友人の側へ行き、腕などの匂いをしていました。
すぐるちゃん、その場からいつでも移動できる姿勢になっています。
少しでも怖く感じたらすぐに離れていたと思いますが、友人の腕に鼻をスリッとさせていたそうです。
幼かったすぐるちゃんの脳に記憶されていた経験の情報がつながりお客さんが誰なのかはっきり思い出したのだと思います。
鹿ののぞみちゃんは遠くからみんなの様子を伺っていましたが、しばらくるすと離れドア近くまできていました。
みんなの行動などから近寄っても大丈夫と判断したのではと思います。
「知らないひとだ」と、のぞみちゃん(手前)
後ろにいるすぐるちゃんの表情が最初に比べやわらいでいます。
誰か思い出したので緊張がやわらいだのだと思います。
友人の帰宅後、春ちゃんはすぐに縁側で休み、ひーちゃんは興奮を静めるためにクッションを咥え、そのまま寝ていました。
興奮して疲れた春ちゃん。
ボール投げ以外の興奮、うれしい興奮も興奮なので、疲れを感じる興奮の負担は犬にかけないのがよく、もし、とても興奮したならその後のケアが必要です。
興奮のストレスを積み重ねることなく、ストレスマネジメントを行いながら静かに穏やかな日々を過ごすのがいいと思います。
ひーちゃんは幼い頃から興奮するとモフモフクッションの端を咥えジッとし、気持ちを落ち着かせています。
興奮があるので耳は根元からピンッと立っています。
そして、顔の筋肉にも力が入り、顔がきゅっとなっています(目の間隔などリラックスしているときより狭くなっています)。
のぞみちゃんも室内で休み、すぐるちゃんは、離れの窓から中を覗いたり、離れ近くの匂いを嗅いだりしていました。
友人がいた離れが気になる、るぐるちゃんです。
その後はすぐるちゃんも室内で本気寝し始めました。
ゆっくりお休み~。
友人と動物たちのシグナルのやり取りがとてもわかりやすく、カーミングシグナルや緊張ときの行動など、犬と鹿、共通するところが非常に多いです。
鹿と犬、ある状況であるシグナルが同じ使い方なので興味深いです。
友人との久しぶりに会え、わたしもうれしかったですし、気付きが多くありました。
動物たちとお互い快適に暮らしていけるようにを再確認しました。
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