2017年5月12日は鹿のすぐるちゃんを保護し日で、すぐるちゃんは昨日3歳をむかえました。
時がたつのは本当にはやく、おどろくばかりです。
歩くのもままならない産まれてすぐのすぐるちゃんを保護して、さまざまな思いのなか懸命にお世話をしていましたが、小さな体の体温が下がり歯茎が白くなったときには、わたしの判断や選択をまた間違ってしまったと、涙が出ました。
・判断や選択を間違ってしまった→先住犬、るなちゃんが体調を崩したとき、どの病院へ行くかなど、わたしたちが判断し、行動したことの結果、るなちゃんを苦しめ死を早めてしまった。その時、懸命に考え判断したことですが後悔が残っています。
すぐるちゃんの小さな体がより小さく見え、今にも体はかたくなってしまうのではないかと、わたしは冷静と言えない状態でしたが、落ち着いて何をすべきか考え行動することに努めていました。
すると、すぐるちゃんの体温が徐々に上がり、ミルクも積極的に飲んでくれ、命を落とさずにその場を超えることができました。
その後は、順調に体力が回復し、自ら部屋を歩き回るほどに元気になりましたが、栄養不足からの目の白濁、脚のふらつきがありました。
体力や今後の健康状態が気になり、診察をしてくれる獣医師を探し診てもらうことにしました。
獣医師によって意見が異なる場合もあるので、どの方法を行うかは小さなすぐるちゃんの様子を観察しながら、今最も必要なことは何なのかを判断して教えてもらった方法をその時々で行っていました。
小さなすぐるちゃんはわたしたちに保護されてどのような気持ちで生きようとしていたのか。
すぐるちゃんとすぐるちゃんの母親の鹿の気持ちになると胸がつまり苦しくなりますが、このことを経験したすぐるちゃんと母親の鹿の感情は個々のふたりにしかわからず、わたしの想像が足りることはないです。
小さなすぐるちゃんが懸命に生きようとしてくれたがんばりは本当にすごいと感じます。
母親のミルクを飲むことがでるとよかったなと心から思います。
犬たちの行動から学習しているすぐるちゃん。
ベッド、いいね。
すぐるちゃんのミルク離れについて、わたしは「ミルクはいつまで飲むのだろう?」、「ミルク離れはどのように進めていこうか」など考えていました。
すぐるちゃんと相談しながら少しずつ進めていけるといいなと思っていましたが、先日、すぐるちゃんとわたしがぶつかった日からミルクがほしいと言わなくなりました。
ミルク離れについて結構考えていたので、「え?ミルク離れしたの?」という感じです。
ミルク離れについては、すぐるちゃんが自分で決めていくことなので、わたしがいろいろむずかしく考えることはなかったなと思いました。
本人(すぐるちゃん)のことは本人に任せておくのがいいなと思いました。
小さなすぐるちゃんが成獣と成長してくれたことを心からうれしく感じます。
犬の春ちゃんとひーちゃんは鹿のすぐるちゃんを育てること、ともに暮らすことにとても協力をしてくれ、戸惑いながらも平和に暮らせるようにおおくの気遣いをしてくれていました(います)。
ありがとう。
個々の生命の誕生、生命の誕生からのそれぞれの経験を人間によって脅かされ奪われないことを願っています。
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