最近、鹿ののぞみちゃんは安心感が増してきたようで、室内に鹿のすぐるちゃんがいなくても休んでいます。
のぞみちゃんは不妊手術後、同居人への不信感などから不安が増し、すぐるちゃんの後を追い、ひとり室内で休むことはほとんどありませんでした。
しかし、同居人とのスキンシップも少しづつ増え、その内容から、日に日に信頼関係が再構築されてきているのがわかりホッとしています。
先日、のぞみちゃんが、犬の硬いおもちゃを噛んでいました。
目を閉じながら心地よさそうに噛んでいます。
すぐるちゃんもですが、犬たちがおもちゃや木など噛んでいる様子を鹿たちはとても興味深く見ています。
そして、犬たちが噛み終わると、その物にシラ~と近寄り匂いを嗅いだり、少し噛んでみたりしています。
逆に犬たちは、鹿たちが食べている物や気になっている物を興味深く見ていて、葉っぱを食べる鹿の横で同じく葉っぱを食べているときがあります。
種は違いますが、同じ空間で暮らしていると、お互いの行動から学んだり、影響を受けたりしています。
鹿のすぐるちゃんは、犬と人しかいない環境で育つことで、自分にまだ近い犬たちの行動や反応などから学び環境に適応していき、鹿ののそみちゃんは、すでにこの環境にいるすぐるちゃんを見ながら、ここでの暮らしに馴染んでいきました。
犬も鹿も真似をしてみたり、興味深々だったりしている姿を見ると、とてもあたたかな気持ちになります。
種の違い、個々の違いがあるけれど、お互いが気にかけ気遣い、その暮らしからさまざまなこと(相手のことや対処方法など)を学び争いなく平穏に暮らす日々からは、個々に注目する重要性を感じます。
犬や鹿たちは互いを種の違いだけで関わり合っているのではなく、その種の個々で関わっています。
それぞれの違いをみとめ合いそれぞれを尊重し、共に生きるということを動物たちがいつもわたしたちに教えてくれているな~と思いました。
のぞみちゃんが犬たちのおもちゃを噛んでいるのは、たまたま目の前におもちゃがあり、「噛んでみよう」と思ったのか、硬い物を噛みたくなったので噛んだのか、退屈なので噛んでいたのか、気持ちを落ちつかせるために噛んでいたのか、他の理由から噛んでいたのか?
のぞみちゃんの気持ちになってあれこれ想像するのはたのしいです。
先ほども、のぞみちゃんはおもちゃを噛んでいました。
今日は、おもちゃ箱の中を確認し、自分が噛みたい物がなかったため、おもちゃ箱を引っ張ったり、押したりして、移動させておもちゃ箱から外に出ていたお気に入りのおもちゃを見つけました。
「おもちゃあるかな~」
「お気に入り なかった」
「フンッ」
今日は動画を撮ってみました。
撮影途中にアラームが鳴り、のぞみちゃんはおどろきましたが、おもちゃを噛み続けていました。
すぐるちゃんは庭から帰ってきて、わたしに挨拶をしてくれました。
*追記 すぐるちゃんが庭から室内へ入ってくる「カツッカツッ」という音と、「ジィ―」や「ビィ―」のような機械音のような音が入っていますが、
ジィー・ビィーはすぐるちゃんが出している音です。
録画で音質が変わっていますが、すぐるちゃんが鼻から(おそらくほとんどが鼻から出ているのでは、と)「プシュ~~」と空気をよく出していて、その音です(笑)。
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のぞみちゃんの噛んでる物が気になる鹿のすぐるちゃん。
犬がおもちゃを噛んでいるところに鹿たちが行くときは、犬が不快に感じるときがあるので、わたしは犬と鹿の間に入りに行くことがあります。
しかし、すぐるちゃんとのぞみちゃんの場合、わたしが間に入らなくてもよいことがほとんどです(間に入る状況もあります)。
その時々で、鹿たちふたりうまく関わり合っています。
★動画
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