朝方、激しい雷と雨で同居動物たちはゆっくり寝ることができなかったので、朝食後、トイレを済ませるとみんなよく寝ていました。

 

春ちゃんは雷がとても怖く、数年前まではパニックになっていました。

息はハアハアとあらく、恐怖と緊張でよだれもでて、体はブルブルと震えていました。

そして、わたしにべったりとひっついていました。

しかし、今の暮らし(しつけ、トレーニングをしない、春ちゃんの気持ちに寄り添う暮らし)になってから、雷への反応が少しずつ変わり、今朝の激しい雷でも「ひとりで大丈夫」といい、わたしから少し離れた場所で雷がおさまるのをジッと待っていました。

 

雷の音がとても大きく長かったとき、「春ちゃん、こっちにくる?」と声をかけましたが、わたしの側にきてしばらくジッとして、「もう大丈夫」といい、ベッドから下りたところで横になっていました。

 

怖いと感じた時に自分で避難できる場所があったり、同居人や身近な人が側にいてくれたりすることで、パニックに陥りにくくなり、安心が少しずつ増し、雷は怖いけど去るのを待つことができているのではないかと思います。

春ちゃん、ブルブル震えていた頃に比べ、楽になっていてよかったなと思います。

 

雷の音が近くで鳴ると、地面から振動が伝わり古い我が家の建具はガタガタと音がします。

その音が鹿のすぐるちゃんはとても怖く、庭に出ていき、しばらく帰ってきませんでした。

庭に出ていったすぐるちゃんを追い、鹿ののぞみちゃんも庭に出ていきました。

鹿のふたりが室内へ戻ってきたのは少し空が明るくなってからでした。

 

犬のひーちゃんは、わたしの横でずーーといて、みんなの様子を見ていました。

 

いつも寝ている時間に寝れなかったので、みんな室内で寝てすごす。

雷がさってよかったね。

眠たいね~。

 

わたしは、雷の鳴り方や雨の降り方を聞いていました。

朝方の雷と雨の降り方は、さすがにわたしも怖く感じました(集中してるから余計に怖くなる・・・だけど音の変化や音による振動などを聞いてるのはちょっと楽しい・苦笑)。

これも、地球温暖化の影響で起こっているのかもしれないと思うと、この先の気候変動対策をちゃんと準備しとかないとと思いました。

 

山に雷が落ちるによく言われているのが高い木ですが、山のあり方や状況により落ちる頻度も変わってくると思います。

今日のような雷の鳴り方や落ちる回数に異様さを感じ、いろんなことを想像するとやはりわたしたちは地球自然環境とここに生きる動物たちの暮らしを真剣に考え、犠牲は避ける舵取りをしなくてはいけないと思いました。

 

静かな室内で鹿犬たち寝姿を眺めていると、わたしも眠たくなりしばらく一緒に寝ていました。

 

日中も雨は降り続き、鹿犬たちは退屈そうにすごしていました。

 

のぞみちゃん「雨やまないな―」

 

春ちゃん「おもちゃでも噛んどこっ」

 

悪天候では、人間の飼育下にいない野生で暮らす鹿や猪、他の動物たち、自由猫や犬たちも雨風をしのげる場で時間をすごしていたのではないかと思います。

激しい雨や風、雷、雪、暑さ寒さなどの影響を直接受ける動物たちの暮らしは本当に過酷です。

その動物たちの暮らしを想像し続ける人でありたいと思います。

 

そして、今でも室外で短い鎖に繋がれ拘束されている犬たちや山羊、他の動物たち。

雨も風も暑さも寒さもしのげる場がない犬たちがいます。

どれだけ苦しんでいるか・・・。

 

苦しんでいる動物たちの「つらい」を多くの人に知ってもらえるといいなと思います。

 

 

明日は晴れるといいね。

 

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