今日(2/16)は出かける予定をしていましたが、思っていたより雨がきつく降り、風も吹いていたので家にいることにしました。

晴れ間があり小雨ではなく、雨がしっかり降っている時、同居動物たちは不安になりそわそわするので、一緒にすごし雨が止むのを待つのがいいな~と思います。

 

動物と人との関わりを見ていると、人の感情や思い込みからの関わりが多く、そのことで動物たちがとても苦しんでいる現状です。

 

今日は書類や写真の整理をしていたので、昔に愛護センターでいただいた資料を見つけ再読していました。

一部に良い内容が書かれていてあり、「相手の気持ちになろう」とありました。

 

 

その一部を紹介します。

 

~想像力~

 

「《僕らはおもちゃと違います》

ペットを大切にすることは良いことです。

でも、まるで着せ替え人形のような扱いをペットは喜んでいると思いますか?

可愛いからと必要以上に洋服を着せたり、靴を履かせたりすることは、動物本来の動きを妨げたり、体温の調節を狂わせることがあります」。

 

犬を人間が感じる「かわいい」好みの姿にすることは、人間のみの感情を優先した行為で、犬は人間のその感情を満たす物になっているのではないでしょか?

あたたかな服を本当に必要な犬たちがいますが、ほとんどの犬は自分の意思と反して布で体を覆われているのではないでしょうか。

以前、ホームセンターでトイプードルがランドセルを背負わされているのを見ました。

その犬は口を大きく開き、舌を口から長く出し、舌先が上にあがり非常に苦しそうで目は白目が多く見えていました。

犬にとって、ホームセンターという場所と必要ではない物を体に付けられ気の毒に感じました・・・。

 

 

 

「《ボクも散歩を楽しみたいです》

犬と一緒の散歩はとても楽しいことです。

でも、犬の様子をちゃんと注意していますか?

たとえば暑い日の高温になっている道路を裸足で歩くことや、初対面の犬と無理矢理友達になろうとすることは、犬にとって実は危険だったり、迷惑だったりするのです」。

 

十数年前から真夏の午後に犬と道路を歩いているということを見かけていましたが、現在もまだ見かけます。

犬と暮らす人が増えたこともあってか、高温のアスファルトの上を歩く犬の姿を見ることが多くなっています。

犬たちの足の裏の皮がアスファルトの熱で焼け剥がれ、非常に痛みを伴うことになり、その後の暮らしも苦痛を伴いQOL低下をより招くことになるので、夏の散歩は気温や地面の温度を確認し、アスファルトは人の手で触り温度を確認してほしいです。

夏は日が暮れても、日中の熱が空気中にこもり、体高の低い犬たちはわたしたちより温度の影響を受けやすいので、気をつけてあげたいです。

これから、地球温暖化の影響で夏は猛暑や激暑と言われる日が多くなると思いますので、散歩に行けない日が多くのるのではと思っています。

 

わたしは犬と仲良くなりたいと思いますが、仲良くなりたいという気持ちはわたしの気持ちです。

「わたしはあなたと仲良くなりたいと思っています」と相手に自分の気持ちを伝え、あとは相手の気持ち次第だと思います。

犬たちには個々に自分で仲良くしたい、なりたい者は異なりますし、犬が自分から仲良くなりたい、したい者とその関係を築くのがいいです。

仲良くなりたい、したい相手をわたしたちは自分で決めているように、犬たちもそうです。

そして、誰かと仲良くなり親しく関わりあうには個々に違う個々のペースを尊重し、自分の感覚と相手の感覚は別であるということを認識することが大事だと思います。

 

 

 

愛護センターの資料には「*動物(ペット)と人間の違いを理解し、動物たちにとって本当の幸せを考えることが大切です」。と書かれてあります。

 

この「動物たちにとって本当の幸せを考える」ことが、動物たちの声を聞き、その気持ちにそうという、そのまま(動物たちにとって本当の幸せ)を実践されるといいのですが、人間だけの考えや思い込みなどからの「犬や他の動物の幸せ」を勝手に作ることのないよう、動物たちの立場に立つが一番大事だと思いました。

 

そして、わたし自身がこのような説明などについて、いつも感じていることがあります。

それは、人間と共に暮らす動物を「ペット」という言葉をつかい表現することです。

わたしはこの言葉に違和感があります。

 

犬のしつけサイト、犬の生活用品販売店などにも多く書かれてあることがあります。

この言葉は人間と犬や猫、他の動物とを区別する言葉であり、「家族の犬」「家族の猫」ということと、「ペットの犬」「ペットの猫」は違います。

 

わたしは昔から、犬や猫たちがペットと言われていることが嫌で、わたし自身共に暮らしている動物たちを自ら一度もペットと表現したことはないです。

 

ペット=人間が飼育している動物→人間の支配下にある動物たち(人間が支配している動物たち)ということになっていると。

 

犬と人間の関係を人間は他の種の違いを尊重し、よい関係を築くことを目的とするなら、犬をペットと表現するのは不適切であり、人間が犬に対して、無自覚な線をひいてしまうことになると思います。

 

人間が犬や他の動物を支配している限り、相手の動物と健全なよい関係は築けないです。

 

人間が同居動物たちや、他の種に歩み寄り、相手のことを知りたい、仲良く関わりたいという気持ちを持つことの大きさを感じます。

 

 

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