昨日と気温と違い、今日は春のような空気に包まれ、小さな虫が飛び動きだしていました。
暖かい空気は雨が降る前触れだったようで、今、静かな雨が降っています。
鹿のふたりは昨日から食欲がなく、昨日は夜に乾燥葉をよく食べていました。
牧草は鹿たちがその時、食べたいのを食べれるようにと何種類か用意していますが、どれも気の進まない日があります(生の葉っぱも同じような日があります)。
山羊さんと暮らしている友だちの話では、山羊さんたちはチモシーが好みで硬い部分を残し、柔らかい部分を食べているということで、柔らかい葉が好きというのは鹿さんと同じだなと思いました。
残った硬い牧草は敷き藁に使用でき、無駄がなくていいね~と話してくれていました。
以前、鹿苑を見学したさい、鹿さんたちにアルファルファキューブというのをあげている、と担当の方が教えてくれたので、我が家も買ってみました。
アルファルファキューブ↓
葉を圧縮してあり、カッチコッチです。
鹿苑の鹿さんたちの暮らす場に塊のキューブが地に落ちているのを見ていたので、このまま食べれるのかと思っていましたが、わたしが購入したキューブはこの大きさで、鹿たちが喉につまらさないか心配になりました。
食べやすきだろうと思う大きさに割って砕いたのを試しに一口あげてみましたが、のぞみちゃんは喉でつまり、すぐるちゃんは頭と首をふる行動をしていました。
そして、食べ終わった後「ゴホッ」とむせるように咳き込んだので、わたしが食べやすいと思った大きさでも、鹿のふたりにとっては食べるにしんどい大きさだとわかりました。
なので、キューブをキューブではない状態にすることにしました(笑)。
かったいキューブを平らなヘラで押して半分しに、後は手でちまちまと砕いています。
なかなか地味な作業ですが、始めるとし続けたくなる作業です。
この大きさにするのに、けっこうな時間が必要ですが、鹿たちが食べるとあっという間になくなります(笑)。
この大きさだと、喉につまることも、咳き込むこともなくモグモグ食べてくれています。
よかった。
作業をしている間、犬たちが「それ ほしい」と言うので「どうぞ」とわたしてみると、モグモグ食べています。
特に犬の春ちゃんはこの作業に最初だけ興味深々で、まな板から飛び落ちる葉っぱがあれば、「落ちた!」と葉っぱにかけ寄っていってます。
キューブを砕くの、なんか楽しいね。
いろいろな作業で一日はあっという間にすぎ、一日で終わらない作業もたくさんありますが、同居動物たちとの時間を大切に感じ、あたたかな気持ちになります。
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