今日は病院へ行く日でした。

雨が降っていたので、パートナーが家にいて動物たちと一緒にわたしの帰りを待っていてくれました。

 

わたしは帰宅後、大変疲れてしまい、頭痛がひどいです。

 

留守の間、犬鹿たちは落ち着いて過ごしてくれていたようです。

 

わたしが帰宅すると、犬のひよりちゃんと鹿のすぐるちゃんはドアの前まで来て、「おかえり~」と言ってくれました。

犬の春ちゃんは、少し離れたデッキから、ニッコ~!として近寄ってきてくれ、わたしの服やカバンについた外の匂いなどを嗅ぎ「部家に入ろ!」と体を部屋に向け歩きだしました。

 

鹿ののぞみちゃんはみんなの挨拶が終わってから、ゆっくりとわたしにお帰りを言いにきてくれ、手をペロッと舐めてくれました。

 

なんとも、ホッとする時です。

犬鹿たちもわたしの帰宅にホッとしていると思います。

 

人も含む動物たちがホッと安心できる環境の大事さをとても感じます。

 

昨年から、気になっていたことがあります。

ここで生きる子どもたちの自死が世界上位にあるということと、孤独死が多いということです(他にも気になっていることがあります)。

孤独死は以前、高年齢者に多いと聞いていましたが、そうでない現実にこの社会のあり方に不安や危機を感じ、悲しくも感じます。

 

わたしは小さい頃から周りの環境に違和感を持ちながら過ごしてきました。

今となってはわたしが小さい頃から感じていたことが何だったのかがわかり、自身で整理ができるようになってきましたので、そのことに関しては考え込むことはほとんどなくなりました。

 

少し前に友だちがとてもすてきな動画をシェアしてくれました。

わたしはこの動画を見て、涙が出てくるほどに感慨しました。

 

♪動画はこちら➡「フィンランドの教育

 

フンランドの教育はどのように行われているのかを知れる動画を見て、子どもも大人も生き生きしていると感じました。

そして、子どもは大人にとても大事にされていると感じました。

 

子どもたちが不安になったり、何か怖い思いをしたり、嫌な思いをすることがあったとしても、大人がサポートしてくれるという大きな安心感があるなか成長できる環境は精神や脳の発達に欠かせないと思いました。

 

フンランドは教育に新手法を試み、生徒の学力が世界トップになったそうです。

学力が世界トップクラスですが、長時間机に向かう勉強法はしていません。

授業を減らして学力が伸びたのです。

 

それはどういうことなのか?をこの動画にまとめてくれています。

 

わたしは非常に納得しましたし、本来、教育とはこうあるべきだと思いました。

 

なぜなら、子どもも大人も生き生きとしており、大人は子どもをひとりの人として育てているからです。

 

この動画で印象的だったのが大人は子どもたちの将来を見据えた教育を行っており、それは何かというと「子どもたちが学校を卒業してから個々の幸せを生きる」ということです。

 

子どもたちの幸せについては、わたしたちの社会では思う大人によって異なると思います。

たとえば、大人の考えにある子どもの幸せなどです。

大人は子どもに対し、「○○に育てば幸せになる」「○○すれば幸せな人生をすごせる」などです。

大人が子どもに対して、勝手に思い込んで決めつけているようなことです。

 

この思い込みや決めつけは犬たちに対してもよくあることで、犬の幸せを思い、考えて行動していることなどが実は犬にとっては苦しみでしかないということが頻繁に起こっています。

 

はたして、大人の考えを子どもや犬に押しつけ、実践させることは本当に子どもや犬の幸せにつながるのでしょうか。

 

フィンランドの教育は個々を尊重していますので、子どもの意思に反して「これをしなさい」「これはしないといけない」ということは言われていないと思います。

 

子どもたちがいろんな場所や経験から自分たちで感じたり、興味を持ったり、考え、想像し、発見したり、意見をいったり、行動などからの多くの学びがあり、そして、広い自由な考えや視野を持つことができるのではと思いました。

 

動画の数学教師が「いい点をとる訓練は教育ではない」と言われていたように、訓練は訓練にしかならないです。

 

ひとりひとりが自分として生きていくための知識を得たり、意識を持ったりが教育ではないかと思いました。

 

大人になると必要がないとある大人が言っているようなことでも(俳句や芸術など)、それが自身にあるのとないのとでは精神の豊かさというものが変わってくるのではないかと思います。

 

外界を眺めたときの景観は個々の頭にある情報内容で大きく変化すると思いますし、生活形態も違ってくると思います。

個々が関心を持つことからはどんどん関心は広がり、子どもたちの世界は広がっていくのだと思います。

 

フィンランドの大人たちが、子どもたちの真のしあわせを思い自分たちが出来ることをしたいという強い気持ちがとても伝わってきます。

それぞれの違いを尊重し合い、それぞれの境遇の子たちがしあわせに生きれるようにと。

そして、子どのたちの夢の実現をサポートをしている大人たち、子どもの脳の健全な発達を考え実践していること、平等を意識して形にしていること、子どもたちを優先している教師や大人に対して、本当にすばらしいと感じます(動画で大人たちが言っていた他の言葉や反応、対応もすばらしいです)。

 

大人は子どもたちや犬たちの声をきちんと聞くことだと思いました。

そして、その声を聞き逃さないで尊重する。

 

誰も置き去りにしない社会で、幼少期を生きてみたかったと思ったわたしでした。

 

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