明日から天気がわるくなるようなので、朝から溜まっている洗濯物を洗って干していました。

夕暮れ時までに乾くといいなと思います。

 

ところで、深海魚のニュースがあり、深海魚(ラブカ)を水族館で展示したところ死んでしまったという記事と、深海魚のハナアマダイ2匹を世界初展示という記記事がありました。

 

ラブカの死に関しては、カメラのフラッシュ撮影の影響で死んだのではないかと、ネットで疑問や批判が相次いでいたそうです。

 

ハナアマダイについての記事には、「飼育例がないため、生態がほとんど明らかになっていない。泥底に巣穴を掘るとされているが、どうやって掘るのかも不明―未知の魚なので楽しみ。雄雌だったら繁殖に取り組みたい」。と書かれてありました。

 

これらの記事を読み、怒りを覚えるとともに、生きものに対しての意識のあり方に落胆しました。

 

深海に棲む生きものをわざわざ、地上に引きずり上げた後、人に見せる見世物として展示することや、人の楽しみのために利用されること、生態もわからないまま飼育をするといった安易な行動、そして人口繁殖をするという考え・・・

 

人間に捕えられた深海魚の暮らしなど考えられていないことがよくわかりますし、安易な行動は個々の命を軽視しているということではないでしょうか。

 

捕えられた深海魚たちがもし、死んでしまうことが起きると「生態もわからなかったし仕方がないね。やれることはやった」と言う軽い言葉で済まされることがなければいいなと思います。

 

生態もわからない、よく理解できていない生きものを人間の管理下に置こうとすることが本当に安易だと思います。

たとえよく理解していたとしても、個々の暮らしを脅かすことなくそっとしていてあげてほしいです。

 

地球に生きる生きものたちを人間が利用することの罪深さを感じます。

 

深海で暮らす生きものに対して海面に引きずり上げられると水圧の変化でそのものの体がどうなるのかわかっていると思います。

海面にあげたときに生きていたとしても、生きものの体には相当な負担がかかっているのは確かです。

 

近年の研究で魚も痛みを感じ、感情を持ち具えているという報告があり、魚にも人間の情動をつかさどる偏桃体(大脳辺緑系の一部)などに類似した部分が活性化していることがわかっています。

 

捕獲された海底で静かに暮らしていた深海魚の日々は人間によってないものとされ、生きている深海魚は身体の異変と適さない環境飼育で苦しむことになるでしょう。

 

今回の記事を読み、わたしたちは何を学び、何を感じながら生きてきているのかということを気づくと考えていました。

生きものたちの暮らしを奪い、生息地を破壊、汚染し、利用し、

人間に囚われた生きものたちは、命がなくなるまで利用されているのが現実です。

 

水族館や動物園にいる生きものたちは、今まで暮らしていた日々を奪われ、家族や仲間と引き離されそこに展示品(見世物)として運びこまれてくるのです。

運びこまれるまでの経験はわたしには計り知れない、恐怖や悲しみ、苦しさ、痛みがあることでしょう・・・。

 

現在さまざまな研究報告から、人間と人間以外の生きものとはっきりとわけることはできないと言われいます。

種によって違いはありますが、わたしたちと他の生きものたちとの間に共通点が多くあるということです。

 

今、世界各国では水族館や動物園のあり方の見直しがおこなわれています。

香港では、イルカショーを止めるという決定をし、コスタリカではすでに国立動物園を閉鎖しています。

 

生きものたちの暮らしを脅かさない、害を与えないようにという認識が世界に広がっており、生きものたちそれぞれの暮らしを尊重していこうという進みになっていると感じます。

もちろん、その過程で多くの試行錯誤や議論などあると思います。

 

 

 

生存に適さない環境から脱することのできない生きものたちの姿を見ると胸が痛みます。

囚われの身であるかれらは毎日どのような思いで、その場にいるのだろ。

人口繁殖を実行されたときには、わたしなら・・・・生きていたくなくなります。

 

進化の連続性が認められているにもかかわらず、他の生きものたちをわたしたちとあまりにも離れた距離に置かれていることや他者への配慮や思いやる気持ちがないことなどに対し、また、人間について考え込んでしまいます・・・が、考え込むとよくない精神状態になる(絶望感が大きくなって落ち込む)ので今はやめておきます。

 

生きものたちが苦しむニュースが多く気落ちもしますが、今日はveganellyさんの発信で「エシカルヴィーガンは『哲学的信念』イギリスで判決」という、うれしい情報を目にしました。

エシカルヴィーガンの信念は職場で保護される権限があると判決されたそうです。

「企業側は従業員のヴィーガニズムをリスペクトし、差別してはいけないと公式に決まりました。ヴィーガンに対する暴言や嫌がらせは、人種差別や性差別と同等にハラスメントとして判断されることに。イギリスの職場では、年齢、性別、性転換の有無、性的傾向、障害、配偶者の有無、宗教、妊娠、人種での差別が禁止されており、ヴィーガニズムがここに信念の一種として含まれたとの判決です」(veganellyさんのInstagram)。

 

 

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