10億以上の犠牲が出ているオーストラリアの森林火災。

海外のニュースを見ていると、オーストラリアニューサウスウェ-ルズ州で19日、ダストストーム(砂嵐)が起こり、キャンベラでの画像ではグルフボール程の雹が写っていました。

激しい雹の嵐は、木々の枝を折り、葉が雹と共に地面へと落ちています。

野で生活している動物たちにたいして心配の声が多くありました。

雹の嵐が去った後、負傷した鳥たちを保護、治療している人たちがいましたが、雹により死亡している鳥たちがおおくいて悲しく感じました。

そして、車のガラスが粉々に割れている画像もありました。

 

地球温暖化の影響はすでに表れています。

 

今以上、地球温暖化が進むと、地球で生きている生きものたちが生きにくくなり、犠牲が増し続けます。

 

地球温暖化による気候変動は、わたしたちが暮らしている場所は大丈夫、影響はない、ということはないのです。

地球はひとつで、その地球で起こっていることはわたしたちと切り離せない問題です。

今、今まで通りの暮らしが過ごせていても、その暮らしがいつそうでなくなるのかはわかりません。

 

わたしたち人類が地球を破壊し続け、そこに生きる生きものたちを資源といい利用し続ける、人間中心的な考えから地球環境やそこに生きる生きものたちの生存を尊重し、保護していく考えに転換しないといけないと思います。

 

先日、このような話を聞きました。

「井戸水を使用していないなら、正直、除草剤をつかいたい」と。

除草剤が身体に有害である、ということは認識されていますが、あくまでも人体に対しての話になっており、地球環境問題と繋がっていないと知りました。

有害である、といことから他の生きものや他の影響まで考えることができるといいなと思います。

 

農薬や除草剤、化学肥料、放射線物質などは簡単にはなくならないです。

 

2012年~2013年、223名に行われた国内の三歳児尿検査では、オネニコ農薬が検出された割合が80%、有機リン系、ピレスロイド系農薬の代謝物質が100%検出されたと報告があります(現在。

農薬使用と病気発症率を調べた結果、農薬使用一位の日本では一平方キロあたりの使用量は1,3トン、病気発症率は180人(一万人あたり)。

14位のオーストラリアは0,1トンで病気発症率は40人でだったそうです。

 

オネニコチノイド系農薬を多量に使用する国では神経難病の発症率が高くなっているようです。

人体に蓄積、残留し、神経毒性が脳の発達を撹乱させます。

そして、免疫系や皮膚、生殖器にも影響があります。

 

オネニコチノイド系農薬は浸透性が高く、植物のあらゆる部分に運ばれます。

そのため、その植物を摂取した虫だけでなく、他の生きものたちまでもが大量死します。

そして、土壌に長期間残留し、何度でも植物に吸収され、殺虫効果を持ち続けます。

物質によっては今すぐに身体に影響がでてこないと言われている物がありますが、それは自身が気付かなかったり、他の考えられる範囲での影響だと思っていたりしているかもしれないと思いました。

今すぐに影響でないというころはどのようなことなのか?を考え、その認識をしながら暮らしながら、物質を避ける選択が増えるといいなと思いました。

 

わたしたちが使用する物はどのような効果があり、その効果は他にどのような影響を与えるのかを調べてみたり、わたしたちが行っている行為は何をしているのかを考えてみたりすることは大事なことだと思います。

 

地球の温暖化が悪化していくとすべての生きものにその影響があり、今以上に安心して暮らせなくなります。

 

自分の出来る範囲で自然環境を守る行動と、他の生きものたちに対しての思いやりを育て、生きものと自然環境を大事にしていく社会作りだと思います。

農薬や化学肥料、除草剤を使わないのもひとつですし、使用されてない物を選択して購入もひとつです。

そして、生きものを殺して食べないひとつの選択ですし、物を長く使うのもひとです。

自然環境とそこに棲む生きものたちへの配慮と思いやりを意識することで、わたしたちにできることが一つずつ増えていくと思います。

そして、地球が生きものの生存していける惑星であり続けるには政府や企業に今のあり方を見直してほしいというわたしたちの声を届けることもできるといいなと思いました。

 

世界各国では除草剤や農薬などの規制が進んでいます。

バングラデシュがラウンドアップやグリホサートが含まれている農薬をやめる方向になったそうです(認定NPO法人FoEJapan)。

 

ポッチとお願いします。クローバー

これからを生きていく動物たちや子どもたちに少しでも生きやすい環境であってほしいと願います、

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