今日はわたしがとてもナンを食べたくなったので初めて自分で作ることにしました。
ナンの生地をこねていると、犬の春ちゃんと鹿のすぐるちゃんが順番に「なにしてるの?」と見にきてくれました。
すぐるちゃんは蹄の音をカツカツカツとならしながら速足で先に見にきてくれました
「ナンの生地をコネコネしてるよ~」と言うと、すぐるちゃんは「みたい~」と首を伸ばして言っていたので、ボールに入ったナンの生地を見てもらいました。
すると、すぐるちゃんは匂いを嗅ぐと横を向き「フンッ」と言いました。
わたしはそのまますぐるちゃんはキッチンから離れてどこかへ行くと思っていたのですが、行かずにナンをこねるわたしをしばらく見ていました。
犬の春ちゃんは、すぐるちゃんの足元で「ぼくも!」と目を大きくしながらわたしに伝えていました。
春ちゃんに「これ、ナンの生地だよ~」と見てもらうと、春ちゃんは一瞬動きが止まり、「!なにこれ?」というような表情をした後、生地にゆっくりと鼻を近づけ匂いをしていました。
春ちゃんは匂いをしてサーと去って行きました。
ふたりの様子からわたしは、ボールの中にはふたりが思っていたそれぞれの何かが入っていたにちがいない(笑)と想像したり、ただ何なのか確認したかったのかなと想像したりしていました。
室内の気温がナンを発酵させるに低すぎると思ったので、レンジの中に瓶に入れたお湯と生地を入れ扉をしめて様子をみることにしました。
すると、生地がいい状態になっていたのでうれしかったです。
フライパンで焼いて簡単に作れるナンにもはまりそうです。
作り置きしていた、エシカルな食卓「ダリトイ(トゥールダルカレー)」と一緒に食べました。
おいしかったです。
今回のナンの材料は薄力粉(50g)と強力粉(150g)、砂糖(小さじ2)、塩(小さじ1/3)、有機穀物で作った天然酵母(小さじ1)とぬるま湯(120ml)です。
ナンが焼ける頃にキッチンに来たのは、犬のひよりちゃん。
食いしん坊のひよりちゃんは、いつもいいいタイミングであらわれます。
ナンが冷めてから、一枚のナンを犬たちとわけて一緒に食べました。
すぐるちゃんは焼きあがったナンに匂いをして、「食べないよー」と言い去って行きました。
その頃、鹿ののぞみちゃんは、庭で自分の時間を楽しんでいました。
今日はいつもよりゆったりと時間が過ぎていた感じがしました。
動物たちの暮らしのペースは心地いいな、といつも感じます。
動物たちと暮らしていると、動物たちがありのままのわたしを受け入れてくれていることがよく伝わってきます。
わたしがうっかりしても動物たちはそれを見守ってくれていたり、気分のすぐれない日には気遣いをしてくれ、「ゆっくり休んで」と言ってくれたり。
本当に動物たちはやさしく、寛大で思いやり、愛情が満ちているなと感じます。
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