犬や他の生き物たちが集まる場所や動物が利用されている場所や商品には必ず人間に利益がある仕組みになっています。

 

そして、生き物に対し暴力を行っているところには大きな力の存在があります。

 

 

わたしたちの行動が今の社会を支えています。

 

つまり社会を構築するにあたり、わたしたちの認識で社会のありかたが左右されるということです。

 

 

犬や猫たちを救いたいと日々活動されている方たちやと動物実験、動物園、水族館、わたしたちに食べられてしまう動物たち、生息地を奪われ殺される野生種たちを救いたいと各方面で活動されている人たちがいます。

 

活動されている人たちや動物たちを大切に思っている人をトータルするとどのぐらいおられるのでしょうか。

 

動物たちの犠牲を減らそうとされている方たちの動物に対しての認識に大きなズレがあり、なぜなのかを考えていました。

 

歴史、社会的背景などから見えてくることがありますが、それだけがすべての理由ではないと感じました。

 

人類がもつ強い傾向がより事態を複雑にしているのではないでしょうか。

 

犬や猫、生き物の犠牲を減らしたいのであれば、動物愛護、福祉先進国の社会からわたしたちは学ぶことからだと感じます。

 

動物愛護、福祉先進国では人権が守られ、平等指数が高く、福祉も充分に保証されています。

 

わたしたちの社会では人権は思いやりなどといった説明がされています。

しかし、人権は思いやりとは違います。

そのレベルに縮小化して説明されていること自体、とてもおかしな話です。

 

わたしたちは動物たちの犠牲を減らすためには土台作りからしないといけないと感じています。

 

まず、わたしたちが正しい情報、知識を得ること、そしてそれを偏りなく自分の認識として持ち備えることだと思います。

 

相手を尊重するは、相手のありのままのを受け入れ、尊敬し、対等な関係であり、公平な判断ができるよう、わたしたちは努めなければならないと感じます。

 

例えば、「わたしは犬がすきなので、犬だけを助けたい」というのは犬と他の動物たちとの間に線引きをしていることになります。

 

よって種差別になってしまいます。

 

もっと細かく言えば「わたしは○○犬種がすきで○○犬種はきらい」も同様です。

犬種で区別をしているので、差別になります。

 

わたしたちは決められた教育をおこなってきていますので、物事の意味がきちんと理解できないまま大人になることがおおいように感じます。

 

暴力に関しても、何が暴力でそうでないのか、個々によって認識が大きく違っていることがあります(暴力はよくないという認識も違っているのではないかと感じます)。

 

何が暴力かを知っていないと「これは暴力ではない」となりますし、何が権力で、支配なのかを知っていなければ支配であっても、「これは支配ではない」ということがまかり通ってしまいます。

 

わたしたちは今、正しく学ぶことが求められていると感じています。

 

動物たちから、「真にわたしたちを助けて!」という声が聞こえそうです。

 

わたしたちはわたしたちのために動物たちが犠牲になってもよい、もしくはしかたがないと思い、そこに消費するのか、わたしたちによって犠牲になる動物たちを減らしたいと感じ、犠牲に加担しない消費をするか、この消費で社会は作られると感じます。

 

 

犬猫や他の動物たちの保護施設などに関しても考えてみてほしいなと思います。

 

わたしたちの利益になるようなことはおこなわれていないでしょうか?

 

そこでおこなわれていることをよーく見て、それがどのようなことを意味しているのか見極められるようになりたいと感じます。

 

わたしは、わたしたちが動物を大事に思う個々の気持ちを何かに利用されることはあってはならないと感じています。

 

わたしたちは学び、認識を変え、どうしたらいいのかを懸命に考えてみる。

わたしは動物たちの犠牲を減らせるよう個々の努力が必要だと感じています。

 

日に日に動物たちへの扱いが酷くなっている現状から暗澹とした気持ちになります。

 

個々の問題意識と想像、考える力ともに大事で、おかしなことにどれだけ気が付けるかだと感じます。

 

普通とされている物事や常識とされていること、それは本当にそうでしょうか。

これらは常に見直され、新たな発見のもと変化していくものです。

 

そして、普通や常識っていったいなんのためにあるのでしょうか。

わたしたちは本質を見抜けるようになりたいなと感じます。

 

 

「何にもしないためなら何でもする」(←ある海外の方がおっしゃった言葉だそうです。ネットで有名)から脱却して、「ひとりひとりが行動して変化する」。このことが求められていると感じます。

 

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