JVストラト・リフィニッシュ(メイプルネック編②)
先週からはじめたJVストラトのネック・リフィニッシュ作業。
何とか進んでいますが、「フィンガーボードの塗装剥がし」に思いのほか手間取っていますね。
やはり、フレットが邪魔でペーパーもかけにくい。(笑)
何とかやっていますが、削りすぎには十分注意しなくては。直接、指に感触が伝わる部分なだけ
にとても大事ですね。ペーパーを数センチ四方にカットし、コンマ数ミリの世界で古い塗装を削っ
ていきます。
全て削り終わったら、ネックが一回り小さくなっていたなんて洒落になりませんからね。
特に、ボディとの取り付け部分は削り過ぎないようにと。取り付けたあとにセット角度が変わって
しまったら、面倒な事になりそうなので。(笑)
【↑画像】 ヘッドが古い塗装 フィンガーボードは削ったあとの状態
画像で分るとおり古い塗装は不自然な感じで焼けており、かなり黄ばんでいる。
それに比べ今回削っている部分のなんと色白な事か。一皮向けている感じですね。
ボディとの合体部分はどうするか検討中
フィンガーボードの削りが終了したら、少し時間を置いて乾燥させます。
まぁ、梅雨の時期と言うのも辛いところではあります。塗装の際は、湿度にも注意しなければなら
ないらしい。この調子で行ったら、塗装作業は梅雨明けになるかな。
しかし、ネットで調べて驚いたのですが、ギターをご自分でリペアーされている方が大変多いですね。
以外でした。私の場合は、楽器を壊してしまうのではないかと言う不安から手を出しませんでしたが、
実際にやってみると結構何とかなりそうな感じですね。
建具職人の血を引く私としては、あまり違和感がないと言ったっほうが当っているかもしれません。
さっさと、残りの部分の塗装を削ってしまうか。(笑)