ウサギのフンにやられる | 男40代サラリーマン日記

ウサギのフンにやられる

3連休の最終日、天気もよく朝から洗濯をこなす。とても男42歳既婚者の生活とは

思えない。3連休とは言え昨日は仕事。金、日のみ休みという変則的な休日。


昨晩、長年飼っている巨大なミニウサギが床のカーペットに水分を大量に含んだフン

をした事がすべての始まりだった。
さっそく、家内に明日洗濯しておくよう命じられた。家内は朝から仕事。仕方がないの

で私が洗濯をしたと言うわけである。が、そこでこんな事が起きるとはまったく予想し

ていなかった。
それは洗濯機がとまり、中からカーペットを取り出した瞬間おきた。伸び上がるように

取り出したせいか、腰に違和感が走る。まずいな、思ったときには時既に遅し。
じわじわと腰の周りに熱が広がって行き筋肉が固まっていくのが分かる。
本格的に動けなくなる前に、何とか洗濯物はベランダへ干す事ができた。一安心だが

我が家にシップ剤のストックがない事を思い出す。


腰が立たない状態で近所の薬局へシップ剤を買いに行く。腰にコルセットを巻き自転車

で出発。ところが自転車を止めている駐輪場にたどり着くまでがまさに地獄。

普段なら1,2分で付く駐輪場へ10分以上をかけ何とか到着。途中、数回動けなくなり

通路脇の植え込みで固まる。幸い誰とも会わなかった。


何とか愛車のもとへたどり着いた。これまた不思議な物でこれだけ腰が立たない状態な

のに自転車には乗れるではないか。
これでやっと買いにいける、と思ったのもつかの間。財布に金が無いことに気付く。

これでは買えません。仕方がないので銀行に行って金をおろす事に。これがまたきつい。

自転車に乗りあっという間に銀行に着いたが、駐輪場から店内までがなんて遠い事か。

普段ならなんでもないほんの数メートルの距離が歩けない。何度も腰砕けのようになりな

がら、何とかATMまでたどり着き金をおろす事ができた。
金をおろした後も、自転車までが遠い。かなりぶざまな格好で駐輪場までたどり着く。

ここでも幸いな事に誰とも会わずに済んだ。


やっとの思いで金をおろし、薬局へ向かう。自転車に乗ってしまえばこっちの物だ。あっと

いう間に薬局へ到着、自転車を止め店内へ。ここからがまた地獄。店員に悟られぬよう

平静を装うが、顔からは冷や汗が噴出し歩幅も異常に小さい。

なんとか目的のシップ剤をレジまで持って行くが、先に金を払っていた爺さんが長引いて

いる。なんと領収書を求めている。こちらは気を失いそうな状態である。

とそこにアルバイト君が登場。さっそくレジをやってくれた。助かった。思わぬ時間を要した

せいで私の腰はすっかりダメージを受けた。体をくの字に曲げ、やっとの思いで店を出た。


自転車に乗ってしまえばこちらのもの。コンビニで昼でも買っていこうかと立ち寄るが、店の

中に入る事が出来なかった。歩ける自身がなかった。店員を呼ぶと言う事も考えたが小心者

の私には出来なかった。
結局、コンビはあきらめ帰宅。自転車を駐輪場へ止めた後がまた地獄。

何度も休み休み自宅へ。やっと着いた時にはふらふら状態。何でこんな事になっているのか。
普段なら15分で行って来れるところに1時間以上かかってしまった。

家に帰りさっそくシップ剤を2枚ほど腰に貼る。効いてくれると良いのだが。


と言うことで、いつもとトーンを変えて書いてみました。(笑)
座っていればまだ楽なのですが、立てないのですよ。腰がまっすぐに伸びない状態。

困ったなぁ、これ。明日、会社だしな。
ただ、私の場合は持病と言えば持病なのでしょうがないか。しかし、ウサギのフンのために

こんな事になるとは...世の中何がおきるかわからない。(笑)


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