耐震偽装問題 証人喚問 | 男40代サラリーマン日記

耐震偽装問題 証人喚問

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姉歯元建築士は、偽造を始めた物件は1998年ごろの分譲マンション「グランド
ステージ池上」(東京都大田区)からで「木村建設の篠塚明・元東京支店長から
『予算が合わないから鉄筋を減らせ』と言われた。仕事の90%が木村建設で仕事が
なくなると生活できないと思った」と経緯を述べた。
篠塚元支店長側の違法性の認識について、姉歯元建築士は「もともと法令のギリギリ
でやっていた。法律に触れるという意味合いの事も言った」と証言した。

(2005年12月14日10時9分 読売新聞)


今回初めて「証人喚問」をまともに見ました。各党派から数名が入れ替わりで質問を
するわけですが、「おたく、何を聞いてるの?」みたいな方もいましたね。
誰とは言いませんが。


限られた時間の中で、あれもこれも聞きたいのは分りますけどね。
同じような質問も多かったりして。

姉歯元建築士は真摯な態度で答えていたのではないかと思います。

しかし、何年も前に打ち合わせた内容を良く覚えているなぁ...
それだけ、強烈なインパクトがあったのでしょうかね。違法行為を行っていると言う
自覚がそうさせたのか?まー分りませんが。


個人的な理由や、木村建設からの脅しとも取れるような要求などが重なり今回のよう
な事になったのでしょうかね。
しかし『予算が合わないから鉄筋を減らせ』とは何なんだろうか?
予算に見合った規模の建物を建てろよ!と言う気がしますけどね。側だけでかくても
しょうがない。

企業の体質なんでしょうね、業績のためなら何でもする。弱い下請けはとことん叩く。


ある意味、ずさんな仕組みで回っていた業界の犠牲者なのかもしれませんね。
姉歯元建築士は単なるトリガーとして利用されていたようにも感じられます。
分りませんけどね。