こんにちは。
ついに、3月28日の通常総代会を以って、あの川崎一好組合長が勇退となりました。
平成2年に38歳で理事となり平成8年に44歳で組合長となりました。
平成8年の新聞記事で『厚岸に44歳の若手組合長の誕生!』と言う記事が載って、鳥肌が立ったのを今でも覚えております。
私は平成7年入社ですので、川崎組合長のあらゆる功績を間近に感じながら、微力ながら職員として働かせて頂きました。
組合長が、全国を飛び回って漁業の為に奔走してた時、様々な変化をいち早く感じ、今、厚岸水産物のアンテナショップが必要との判断を下し、反対意見も多い中、この直売店を平成12年に立ち上げて下さいました。
平成14年に、私を若干26歳で直売店担当者に指名頂いたのも川崎組合長でした。
ただ厚岸町と海が好きで、元気だけが取り柄だった私に『お前は大丈夫だ。皆さんに愛される要素を持っている。好きなように思いきりやれ。責任は俺が取る。心配するな頼むぞ。』と言ってくれたのは一生忘れません。
私もやるからには、期待に応えられなかったら、自分で責任を取る思いで根性かけて取り組ませて頂きました。
でも、そう言いながら、結局は上司やスタッフに恵まれて、何とかやれたのが現実です。
今では、風呂谷部長・塚田店長はじめ、優秀で前向きなスタッフにより、全国最大級の直売店に成長し、厚岸漁協の中でも一番の柱と言える事業に成長させてくれました。
これぞ、川崎マジックと思う事が何度あったことか。
言われた時は『えっ?うそでしょ??』と思っても、それが数年後には実現するんです。
川崎さんが言えば、周りもやる気になるんです。
そして結果もちゃんと出るんです。
これが本当のリーダーシップだと感じてます。
職員への最後の挨拶では、晴れ晴れとした川崎組合長らしい、今までの感謝と沢山の激励を頂きました。
組合長として、9期27年間、ずっと走り続けて来たのを見て、我々も並走させて頂きましたが、非常にやりがいのある、常にワクワクする並走でした。
常に周りの事を考え、北海道の漁業を、日本の漁業を元気にするんだと言う強い志を常に感じ、学ばせて頂きました。
新組合長は中村組合長となりましたが、この方も本当に暖かい素晴らしい人格者だと誰もが感じておりますので、ご安心下さい。
ただ、今はめちゃくちゃ寂しい。
不安とか何より、とにかく寂しいです。
誰が何と言おうと最高の組合長でした。
言葉では表せない位の『大感謝』です!
ありがとうございました!!

