カモメの卵 | 厚岸漁協直売店「エーウロコ」のスタッフ日記

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北海道厚岸(あっけし)から、旬の話題をお届けいたします!

昨日は植樹に行き、帰りに山菜をタンマリ採り

夕飯に山菜の天ぷらをたらふく食べて

お腹を壊した安藤です!(T_T)


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これはウドの葉です!

一般的にウドは茎の下部を食べますが

意外に葉の天ぷらも耳なんです!



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これはタランボ

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からの 天ぷらo(^-^)o

初夏の香りがしました。





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関係ないけど、今日のランチ

いつもの玉川の皮かしわソバ

やっぱり耳でした!




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からの  同僚が食べたトロロソバ



さて、本題ですが 


元店長の加藤部長が「ブログネタです」って言って

直売店に来ました!


何かなと思って見たところ、手に何か持ってまして



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「店長!コレコレ!」

と興奮してまして私に見せてます(-_-;)


何とそれは「カモメの卵」した!



一昨日、冷凍庫の天井から突然水が漏れてきまして

在庫品があわや!大惨事になるところでしたが

何とか大丈夫でした。


その原因を調べるため加藤部長が冷凍庫の

天井に上り、屋根を確認したところ

穴は発見できず、カモメの卵を発見し

ワザワザ、私に見せるために

捕って来たようです!


いつまでも少年の心を持った元店長でした!


天井穴のことについては一切聞いてませんけど(-_-;)





6月に入り沿岸物の魚は減って行く月ですが


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中旬からホッカイシマエビ漁が始まります。

ハッキリとした解禁日は、まだ決まってませんが

インサイダー情報によりますと

おそらく15日前後のようらしいです!


この写メは昨年のエビの冷凍物で

色がイマイチであまり美味しくなさそうですが


フレッシュは色も良く美味しそうに見えます。

実際、美味しいんですけどね


今年は、このエビを少し仕掛けようと考えてまして

その時は皆さんにお知らせします!


解禁日を首を長くしてお待ちください





さて昨日の植樹ですが

「ツネタニ」が簡単に説明していましたが


私から少しだけ・・・


昔の山は木が至るところに生えていて

ハゲ山や牧草地なんかありませんでした。

川も直線改良されてなく蛇行した川ばっかりでした。


そんな自然の中で山に雨が降っても

木の根が多く地中に繁茂しているため

徐々に浸透し川も蛇行しているため

自然界、そのものが天然の、ろ過装置となり

地中のミネラルを多く含んだ

綺麗な、そして栄養のある水が川を伝い

海へと流れて来てた訳です!


いつの日か、山林は多くの木が伐採され

開墾されました。


昭和58年、私が漁協に勤めた年ですが

この年の夏は異常なまでの零夏でして

翌春、牡蠣がほぼ全滅しました!


原因として考えられたことは

夏が寒くて産卵できなかったことが

1番の原因と分析されましたが、

その要因には、山に降った冷たい雨が

直接、泥水となって海に注がれことも一因と

考えられてました。


そこで、漁師さん、特に漁師の奥さん達が

「このままではいかん」と考え

海から数十キロも離れた山に木を

植え始めたのが今の植樹祭のスタートなんです!


そして、私がこれまでも何度となく言ってきましたが

この植樹、結果が直ぐに出る訳ではないのです!


木が一人前になるには50年から100年かかります。

今、我々がやってることは我々が生きている内に

結果が出る訳ではないのです!

自分の子供、イヤ 孫の時代に

始めて結果が出るんです!


こんな活動!素晴らしいと思いませんか?

私は、毎年植樹祭に参加するようにしてます。

今は漁業関係者だけでなく、行政の人を始め

他の町村の人、JAの人なんかも協力してくれてます。


実際、私が現地へ行っても 余り役にたってないのは

自他共に認めるところですが・・・


記念写真だけは解り易い所に場所取りしてます(笑)

バイチャパー



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