改新みらいの冨井篤弥です。
伊奈町の調整池マップを作成いたしましたので、公開いたします。
調整池、貯留浸透施設、調節池についてマップに掲載しております。
ご家庭での防災対策や、大雨・豪雨時の際にご参考いただければ幸いです。
伊奈町の調整池マップ
埼玉県伊奈町の調整池・調節池・貯留浸透施設の地図はこちら↓
作成者:改新みらい 冨井篤弥
「伊奈町の調整池マップ」を大きな画面で見る場合はこちら
~凡例~
<マーク別>
水鳥マーク=常時水が張っている調整池
雨雲マーク=調整池や調節池
運動する人マーク:平時に広場として開放されている調整池や調節池、公園の貯留浸透施設
文マーク:学校の貯留浸透施設
<色別>
水色:町管理の調整池
青色:貯留浸透施設
藍色:県管理の町内の調節池
伊奈町の調整池等一覧
町内の調整池、貯留浸透施設、調節池を北から順にまとめました。
(施設名/種類/管理主体)
○北部地区
①北部第2号調整池/調整池/町管理
②北部第1号調整池/調整池/町管理
○中部地区
③中部第4号調整池/調整池/町管理
④中部第3号調整池/調整池/町管理
⑤中部第2号調整池/調整池/町管理
⑥中部第1号調整池/調整池/町管理
⑦伊奈中学校校庭の貯留浸透施設/貯留浸透施設/町管理
⑧中山住宅開発調整池/調整池/町管理
○南部地区
⑨南部大公園貯留浸透施設/貯留浸透施設/町管理
⑩綾瀬区開発調整池/調整池/町管理
⑪中の池1調節池/調節池/県管理
⑫下の池2調節池/調節池/県管理
◎調整池、調節池、貯留浸透施設の違いとは?◎
調整池:雨が降った際に、雨水を一時的に貯留する施設です。
一時的に貯留する理由としては、川に流れ込む雨水の水量を調節することによって、洪水被害の発生を抑制するためです。
なお、調整池は、河川管理者及び下水道管理者以外の者が設置するものを指します。
伊奈町では、8か所あります。
調節池:川の貯水容量を超える洪水を一時的に貯める施設です。
調節池に洪水を一時的に貯めることにより、下流の水位上昇を抑え、水害の軽減を図るものです。
なお、調節池については、河川管理者が設ける河川管理施設を指します。
伊奈町では、2か所あります。なお、将来的には原市沼の「上の池」も調節池となる予定です。
貯留浸透施設:雨が降った際に、雨水を地中に浸透処理させる施設です。
そうすることで、下水道や川に流れ込む雨水を減らし、洪水被害の発生を抑制することができます。
伊奈町では、2か所あります。
伊奈町の調整池の特徴
特徴その1:町北部には北側に調整池が2か所ある。合わせた貯水容量は、計169,388㎥となる。
特徴その2:町中部は、人口の多い地域に調整池や貯留浸透施設が集中している。
特徴その3:町南部は、調整池は1か所のみ。貯留浸透施設と合わせても貯水容量は計4,900㎥にとどまる。
特徴その4:伊奈町においてニューシャトルの沿線以西に存在する調整池は1か所のみ。
特徴その5:伊奈町における調整池の底地は全て非舗装である。
伊奈町の調整池を見てみると、その配置状況や配置バランスに偏りがあることが分かります。
防災上の問題がないのか、今後の調査項目となりそうです。
改新みらい
冨井 篤弥