伊奈町議会議員の冨井篤弥です。

 

現在、伊奈町長選挙2024の選挙戦が行なわれています。

期日前投票は20日(土曜日)まで、選挙投票日は21日(日曜日)になります。

 

伊奈町長選挙においては、私を含め、「改新みらい」では、特定の立候補者を応援したり、支持、支援することはございません。

 

ただ、今回の伊奈町長選挙の新人候補である小西彦治氏について、町民の皆さまに共有したい情報がありますので、ここに書き記します。

町民の皆さまには是非これをご覧になって、選挙投票の判断材料の一つにしていただければ幸いです。

 

 

伊奈町長選挙2024の新人候補

 

今回の町長選挙は、現職の大島清氏と、新人の小西彦治氏の一騎打ちとなっております。

そのうち、新人候補である小西彦治氏は、昨年の令和5年から今回の伊奈町長選挙に至るまで、計16回の選挙に出馬しております。

 

小西彦治氏が令和5年以降に出馬した16回の選挙は以下のとおりです(立候補順)。

・兵庫県議会議員選挙

・伊丹市議会議員選挙

・松坂市長選挙

・総社市長選挙

・精華町長選挙

・時津町長選挙

・大熊町長選挙

・いなべ市長選挙

・矢吹町長選挙

・須坂市長選挙

・川越町長選挙(三重の川越)

・舟形町長選挙

・印南町長選挙

・松川村長選挙

・横芝光町長選挙

・伊奈町長選挙←今ココ!

 

元々は、伊丹市議会議員や兵庫県議会議員をされておりましたが、最近は様々な自治体の選挙に出馬しています。

 

小西氏は、伊奈町長選挙に出馬する前は、千葉県にある横芝光町長選挙に出馬しました。

横芝光町長選挙は令和6年3月17日に行われました。

一か月前のことです。

 

 

横芝光町によると、令和6年3月12日時点で、小西氏の住所は兵庫県伊丹市となっておりました。

https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/uploaded/attachment/26878.pdf

 

また、19日に伊奈町選挙管理委員会に問い合わせたところ、小西氏は兵庫県伊丹市春日丘在住であることは公表しているとご回答いただきました。

つまり、小西氏は伊丹市在住のまま、今回の伊奈町長選挙に出馬したことになります。

 

兵庫県伊丹市に住所がある小西氏ですが、町長選挙には「住所要件」がないので、これについては問題がないようです。

仮に伊奈町に住所がなくても、満25歳以上の日本国民であり、選挙権を持っていれば、伊奈町長選挙に出馬することはできるのです。

 

 

新人候補の選挙ポスターについて

 

小西氏の選挙ポスターについては、次の通りです。

 

この選挙ポスターについては、これまで小西氏が出馬した他の自治体の選挙でも似たような選挙ポスターを使用していることが判明しました。

以下のブログは、小西氏について研究されているフリーライターの方のブログです。

これまで小西氏が出馬した際に使用した選挙ポスターの写真が掲載されております。

 

 

小西氏の須坂市長選挙のポスターと今回の伊奈町長選挙のポスターを比較してみてください。

ほとんど内容が同じであることが分かるかと思います。

 

また、小西氏が出馬した川越町長選挙、舟形町長選挙、印南町長選挙、横芝光町長選挙でも、今回の伊奈町長選挙の選挙ポスターと非常に酷似したポスターを使いまわしていることが確認できました。

 

 

伊奈町長選挙2024の新人候補について思うこと

(私個人の感想です)

 

正直なところ、制度の範囲内とはいえ、モヤモヤします。

今回はなぜ、伊奈町長選挙に出馬したのか、その経緯がよく分かりません。

伊丹市在住の小西氏が伊奈町とどのようなご縁があるのかも不明です。

また令和5年以降、16回も選挙に出馬している本当の理由が知りたいです。

それに加え、選挙ポスターも使いまわしで、伊奈町や町民の皆さまに寄り添った感じがしないのです。

本気で伊奈町長を目指されているのなら、使いまわすなんてことはしないはずです。

 

最後になりますが、選挙は私たちの税金で行われています。

 

町長選挙では、立候補者が得た投票数が有効投票総数の10%以下であった場合、供託金50万円の没収と共に、選挙にかかったお金も立候補者自身の負担となります。

一方で、それを超える投票数を得た場合は、選挙にかかったお金は私たちの税金から支払うことになります。

 

よって、その一票はある意味、投票先の候補者の方を金銭面でも支援することにつながるといえます。

 

様々な情報を集めて、投票先を決めていただきたいと思います。

また、投票したい立候補者がいない場合は、棄権するのではなく、白紙投票してください。

棄権と違い、投票所に足を運んで投票した白紙票は批判の意思表示にもなります。

関心がないのではなく、投票したい立候補者がいないことが分かるからです。

因みに、白紙票は、効力は持ちませんが、選挙投票率には反映されます。

よって、仮に投票したい立候補者がいない場合でも、選挙に行ってください!

 

 

「伊奈町長選挙2024の投票に行こう!」

期日前投票 4/20(土)まで

選挙投票日 4/21(日)

 

 

伊奈町議会議員

冨井 篤弥

 

記事に関する連絡先:tomiatsu@gmail.com(冨井宛)