地域政党「改新みらい」の冨井です。

 

私は、埼玉県にある伊奈町議会議員を一年ほどしております。

 

そのなかで、地方議員の勉強機会、研修機会について思う所がございました。

地方議員になると、議員向けの勉強会や研修会について様々な広告をいただきます。

 

とても興味深く、参加したい! と思う講座も数多くございます。

しかしながら、参加のハードルとなっているものがあります。

それが――受講料です。

 

こうした議員向けの授業の受講料は思った以上に高いです。

例えば、よく地方議員向けの勉強会を展開されている地方議員研究会様のものですと、1回限りの講座で1万5千円かかります。

正直、なかなか手が出せないのが実情です。

 

町村議会議員は地域によっては報酬が少ないため、専業か兼業でも収入が少ない方ですと、こうした勉強会や研修会には参加しづらい実情があります。

伊奈町では、一般の議員は月229,000円ですが、手取りとなると16万円いかないほどです。

これより少ない報酬の町村議会議員は全国に数多あります。

また、政務活動費を見ても、伊奈町では一人当たり月7,000円ですが、政務活動費がそもそもない町村もございます。

 

若者議員や兼業をされていても収入の少ない町村議会議員の方ですと、こうした勉強機会に参加することも金銭面から難しい状況であると思います。

 

それは結果として、市区議会議員や町村議会議員の間で、能力的な格差が生まれる要因になるでしょう。

しかし、市区町村関わらず、どの自治体でも議員に求められるレベルは同じはずです。

 

よって、都市部と地方部の議員で勉強の機会に差が生まれないよう、町村議会議員については、割安で参加できるようにご配慮いただければと率直に感じております。

 

こうした経緯より、本日、地方議員研究会様には、地方議員向けの勉強会や研修会につきまして、町村議会議員向けの受講料を設定いただくことをお願いいたしました。

 

地方議員研究会様の議員向け勉強会の広告

1講座1万5千円の勉強会がメインです

 

改新みらい

冨井 篤弥