本日、7月7日の午前10時より、県民活動総合センターで、上尾・伊奈広域行政協議会の総会が開かれました。

 

上尾・伊奈広域行政協議会とは、伊奈町と上尾市で共同で行っている事業や計画について、協議の場を設けたものであります。

 

どんなことを協議するの?

今回の広域行政協議会では、以下の伊奈町と上尾市の共同事業について協議しました。

 

①上尾伊奈斎場つつじ苑

→この斎場は、上尾市と伊奈町で共用しています。

 

②上尾・伊奈広域ごみ処理施設

→令和15年から運用をスタートの予定となっております。今年4月1日には、上尾伊奈資源循環組合が設立されました。また、今年から、ごみ処理施設におけるPPPやPFI(官民連携)について、検討を開始しています。

 

③原市沼調節池

→原市沼を通過する原市沼川については、既に、下の池調節池の2か所と中の池調節池の北側が完成しています。中の池調節池の南側も暫定完成となっている状況です。

令和5年には、ニューシャトルや新幹線の線路の西側に位置する沼橋から、それらの線路の東側に位置する境橋の間にある上の池の詳細設計を予定しています。

沼端の南西側については、令和5年度に掘削工事を予定しています。

 

④上尾市消防本部(上尾・伊奈消防広域化)

→令和5年4月1日より、伊奈町と上尾市で消防の広域化がスタートしました。これにより、伊奈町と上尾市の消防機能は、上尾市消防本部に一元化されました。伊奈町消防本部については、東消防署伊奈分署となっています。

消防広域化となっていますが、編入合併といえる側面もありますので、今後の災害時に伊奈町でしっかり機能を果たせるか、広域化を活かした協力体制を発揮できるか注視していく必要があります。

 

今後、上尾・伊奈広域ごみ処理施設の建設などで、本広域行政協議会に求められる役割は益々大きくなると思います。

 

ごみ処理施設については、上尾市と共用とはいえ、町役場新庁舎以上の建設費がかかる一大事業です。将来に負担を残さない施設となるよう、精査してまいります。

 

伊奈町議会議員

冨井 篤弥