おはようございます。

伊奈町議会議員の冨井篤弥です。

 

昨日、令和6年第1回伊奈町議会が閉会いたしました。

 

ここでは、自己評価を兼ねつつ振り返りを行います。

 

◎実現に近づいたこと(冨井篤弥の一般質問)◎

 
町民生活に寄り添う伊奈町の水道政策について 自己評価:85点
水道料金のクレジットカード決済導入について取り上げました。
現状として、伊奈町では水道料金をクレジットカードで支払えません。
一方で、クレカ払いを要望する声は多いため、要望を交えて質問しました。
→町が水道料金のクレジットカード決済対応を検討!
 
生活支援に関する水道料金の減免制度について取り上げました。
生活困窮者や児童扶養手当受給者に対する水道料金の減免制度の導入について質問しました。
→児童扶養手当受給者に限らず生活に関する減免制度については検討課題であると回答
 
対象となる政策:冨井篤弥の5政策の「水道改革」
 
町民参加型のまちづくりの推進について 自己評価:65点
現状の町ウェブサイトでは、町民参加(町民コメントや町長への提言)や各種お問い合わせがしづらい状態となっています。
そこで、町民参加や町へのお問い合わせといった、町とのコミュニケーションに特化したウェブサイトに独立することを提案しました。
→ホームページのリニューアルの際に、町民コメントや町長への提言、各種お問い合わせの掲載場所について分かりやすい場所に載せるよう検討すると回答
 
町長への提言制度について、頂いたご意見とそれに対する町のご回答を町ウェブサイト等で掲載することを一般質問で求めました。
町公式ホームページにおける回答の掲載について、近隣等の状況も参考にしながら検討すると回答
 
町のウェブサイトが、町民参加と密接に関連していることを実感しました。
なお、情報発信サイトとコミュニケーションサイトに町のウェブサイトを分けるという私の提案ついて、後でトップページのUI改善で対応できるのではと思いました。自治体ウェブサイトの事例研究が不足しておりました。
他にも、町民コメント制度の問題や若い世代の町民参加など、まだまだ色々と議論を深められる内容でした。
先進事例や事例研究等を進め、今後とも町民参加型のまちづくりの推進を図ってまいります。
 
対象となる政策:改新みらいの基本政策の「住民自治を推進し、行政への住民参加、住民参画を容易化する環境を整えること。」
 
□反対した議案□
 
令和6年度伊奈町介護保険特別会計予算 自己評価:55点
介護保険料の値上げが盛り込まれた介護保険条例の改正を前提とした予算となっておりました。
条例と言う立場、二元代表制という仕組みを考えれば、先に条例改正について議会で審議、議決すべきでした。
しかしながら、予算案は議会で可決されました。
行政と議会は、チェックアンドバランスの機能を働かせなければなりません。
反対討論では、二元代表制の在り方について問題提起する機会にはなったのではないでしょうか。
 

伊奈町介護保険条例の一部を改正する条例 自己評価:50点

介護保険料の値上げが盛り込まれた介護保険条例の改正の議案です。
期を重ねるごとに、介護保険料は値上げの傾向が続いています。
物価高騰の時期に値上げすることへの抵抗感もありますが、それ以上に、これからも負担増の傾向が続くのかと思うと承服いたしかねます。
介護保険料に関わらず、あらゆる社会保険料の負担増が推測できる慢性的な状況となれば、若い世代の間で将来に対する更なる諦念を生みます。
それは、結婚、ひいては人口減少にもつながる大きな問題です。マクロで見れば、日本国の維持、国体にも関わります。
世代間倫理の視点を議会全体で持って欲しいと思い反対討論を行いましたが、本条例改正案は議会で可決されました。
 
○まとめ○
今定例会で、昨年令和5年5月に町議会議員職を奉職してから、全ての定例会を経験したことになります。
伊奈町議会では、一般的に6月定例会、9月定例会、10月決算、12月定例会、3月予算と定例会という流れになっています。
これまでもまちづくりの活動を行なってまいりましたが、新たに覚えることも多く、また慣れない仕事もあり、怒涛の一年でした。
令和6年度も引き続き、将来を見据えた住みよいまちづくりのために尽力して参りますので、よろしくお願い申し上げます。
「改めて新しくする。わたしたちのみらい」
 
改新みらい
冨井 篤弥