おはようございます。冨井あつやです。

 

さて、5日後の18日(火曜日)から伊奈町議会議員選挙が開始されます。

 

期日前投票日は、19日(水曜日)22日(土曜日)になります。そして、投票日は23日(日曜日)となります。

 

期日前投票はウニクス伊奈2階のパブリックルームと伊奈町役場で投票できます。
パブリックルームの投票時間は10時から19時まで、伊奈町役場の投票時間は8時30分から20時までとなっております。
また、投票日は7時から20時まで投票できます。

 

投票所の地図は以下のリンクをご覧ください!
https://www.google.com/maps/d/u/1/edit?mid=1siOahCF3iHTt1X4NKJgrqY_OXUwl2og&usp=sharing&z=13

 

今回は、伊奈町議会議員選挙の投票率がテーマです!
「投票率」から伊奈町の何が見えてくるのでしょうか!?

まずは、伊奈町議会議員選挙における投票率の推移のグラフをお見せいたします↓

2003年は54%あった投票率が2019年には39%まで下落しています。

町の議員を決める選挙に、およそ6割の方々が投票されていないのが現状です。

 

ちなみに、20代の新人候補が最後に出馬したのは2003年の町議選です。
以来、現在に至るまで20代で出馬された方はおりません。

そして、30代の新人候補が最後に出馬したのは2012年の補欠町議選の時です。

 

それから、2019年は18歳選挙権導入後初の町議選となりました!
18歳選挙権導入による投票率の変化は、2015年と2019年では見られませんでした。
つまり、10代の投票率は他の世代の投票率と比較しても普通といえるのではないでしょうか。

 

「若者の政治への無関心」という問題が時々話題になりますが、仮に若い世代が皆無関心であれば、18歳選挙権によって、投票率は下がるはずです。
そうではないので、町政に関心がある10代の若い世代も必ずいるということです!

 

伊奈町議会には、もっと若い世代にも関心を向けて欲しいと思います。

 

つづいて、投票率の推移に、伊奈町の人口推移を重ねてみます。
そのグラフがこちらです↓

伊奈町の人口は右肩上がりに増えていますが、町議選の投票率は右肩下がりに減少傾向です。
これは、移住されてきた方々の町議会に対する期待や関心の低さが原因なのでしょうか?

それを調べるために、前回2019年の伊奈町議選における各投票所の投票率を調べてみました!

 

投票所別の投票率のグラフはこちらです↓

このグラフを見ると、移住されてきた方々が多く住まう地域の投票率が低いことが分かります。

移住されてきた方々の伊奈町議会への期待や関心の低さが、投票率にもつながっているといえそうです。

 

伊奈町内では、「伊奈町議会だより」や「選挙公報」が全世帯に配布されていないという現状があります。
選挙公報については、私も「選挙公報に関する陳情」で、有権者が住まわれる町内の全世帯に陳情を配布するようお願いしました。このことは採択されましたが、今にいたるまで実現しておりません……。
広報が十分に行われていないことも、投票率の低下の要因であるといえます。

 

伊奈町は、移住されてきた町民の皆さまへの町政や選挙の情報発信を、もっと充実していくべきではないでしょうか。
重ねて、新しい町民の皆さまの声にもしっかり耳を傾けることが町議会に求められると思います。
 

まとめ

 

①伊奈町の人口は増加傾向ですが、伊奈町議会議員選挙の投票率は下落傾向です。
→移住されてきた町民の皆さまの町議会に対する期待や関心の低さが影響していると考えられます。
〇町政や選挙に関する情報発信をもっと充実させることが伊奈町に求められます。また、移住されてきた町民の皆さまの意見を町政に届けられる存在が必要です。

 

②18歳選挙権導入による、伊奈町議選の選挙投票率に変化は見られません。
→10代の投票率が他の世代と比較して普通であることがいえそうです。町内で投票に足を運ばれている10代の方々は確実に一定数おります。
〇町議会は若い世代の意見にもっと耳を傾けていくことが求められます。また、若い世代の意見を町政に届けられる存在が必要です。
 

「伊奈町に、次世代の改革を。」
冨井あつや