伊奈町を変えるには？
～まちを変える8つの方法～
こんにちは。冨井あつやです。
新年度最初の記事として、伊奈町を変える8つの方法を紹介していきます。
伊奈町を変えることは、選挙で選ばれた首長や議員だけができる特権ではありません。
日本国憲法で主権在民が保障されているように、私たち町民も町を変える存在となることができます。
これから紹介するのは、町を変えるための８つの「手段」です。
～伊奈町を変える方法～
①投票に行く
②町民コメント
③町長への提言
④議会報告会に参加する
⑤町長タウンミーティングに参加する
⑥陳情
⑦請願
⑧出馬する
①投票に行く
伊奈町の町政やまちづくりに参加する方法で、１番簡単なものは何でしょうか？
ずばり、町に関わる選挙の投票に行くことです！
共感できる政策を掲げている方や、実現してほしいことを公約に掲げている方を選んで投票することで、間接的に伊奈町を変えることができます。
そして今月は、伊奈町に関する選挙が二つあります！
それが、埼玉県議会議員選挙と伊奈町議会議員選挙です。
・埼玉県議会議員選挙
期日前投票：4月1日～4月8日
投票日：4月9日（日曜日）
立候補者についてはこちら
・伊奈町議会議員選挙
告示日：4月18日（火曜日）
期日前投票：4月19日～4月22日
投票日：4月23日（日曜日）
伊奈町の投票所一覧表のリンクです↓
https://www.town.saitama-ina.lg.jp/0000000379.html
期日前投票所について
・伊奈町役場1階（8:30～20:00）
・ウニクス2階の伊奈町パブリックルーム（10:00～19:00）
②町民コメント
つづいて、伊奈町の町政やまちづくりに参加する方法として、「町民コメント」がございます。
これは、町民の皆さまの生活に関わる施策等の案について、意見や質問を募集する仕組みです。
主に伊奈町が進める計画や、制定しようとしている条例について意見を募集しています。
伊奈町が募集している町民コメントは以下のURLからご覧ください↓
https://www.town.saitama-ina.lg.jp/0000000078.html
町民コメントはネットからでも提出できますので、お気軽にご意見できます。
皆さまのご意見が案に反映されることもありますので、直接的に伊奈町を変える手段の一つでもあります。
③町長への提言
町政やまちづくりについて、伊奈町長に直接提言できる制度として「町長への提言」がございます。
これは、伊奈町について変えてほしいことや実現してほしいことなどについて、建設的な提案を募集するものです。
「町長への提言」という名の通り、提案については大島町長が拝見します！
町長への提言につきまして↓
https://www.town.saitama-ina.lg.jp/0000003991.html
町長への提言につきましても、ネットから提出できます。
④議会報告会への参加
伊奈町議会では、定期的に議会報告会を開催しております。
報告会という場ではございますが、意見や要望を直接発言できる場もございます。
また、伊奈町議会の議員さんともお会いして話せる機会でもあります。
議会報告会で寄せられた意見や提案等については、町議会議員の方々が議会で取り上げることもあります。
よって、議会報告会への参加も、伊奈町を変える手段の一つといえます。
⑤町長タウンミーティングに参加
伊奈町では、町民のみなさまと町長が話し合う「町長タウンミーティング」というイベントが定期的に行われております。このイベントの形式は回によって異なり、テーマがあるミーティングと、自由形式のミーティングに分かれております。
町政やまちづくりについて町長に意見や要望、提案を伝えられる貴重な機会といえます。
町長タウンミーティングにつきまして↓
https://www.town.saitama-ina.lg.jp/category/2-2-5-0-0.html
⑥陳情
伊奈町に対して要望や提案、改善を求める際に活用できるイニシアティブ（住民発案）の一つに、伊奈町議会が設ける「陳情」制度がございます。陳情は、議会に提出ものでございますが、有権者ではない18歳未満の子どもでも提出することができます。 実際に、私は高校2年生の時に陳情を提出したことがあります。また、小学生が陳情を提出した事例もあります。
○陳情の提出の方法と流れ○
１．陳情書の記載事項
・提出年月日
・伊奈町議会議長 様
・陳情のタイトル
・提出者の氏名（署名または記名押印）と住所
・陳情事項（伊奈町に求めることを簡潔に箇条書きで書きます）
・陳情趣旨（伊奈町に求めることについて、その理由や経緯を書きます）
２．陳情書の提出方法
提出する陳情書を伊奈町議会で審議していただきたい場合は、伊奈町議会事務局に直接手渡しで提出してください。
陳情書は郵送でも提出できますが、郵送された陳情書については、伊奈町議会では審議の対象となりません！
ご注意ください。
伊奈町議会事務局：伊奈町中央四丁目355番地 伊奈町役場3階
３．陳情の審議と採決
議会事務局に手渡しで提出された陳情は、問題がない限り基本的には議会運営員会で上程されます。
上程された陳情は、陳情の内容にあった委員会に付託されて審議されます。
なお、伊奈町議会では、提出者やその関係者が陳情について委員会で説明できる場合がございます。
その後、陳情は採決されます。採決の種類は、「採択」、「一部採択」、「趣旨採択」、「研究留保」、「不採択」に分かれます。
「採択」や「一部採択」、「趣旨採択」がなされれば、提出した陳情内容は実現へと向かいます。
「研究留保」であった場合は、町や町議会が研究検討を行った後で基本的には再度採決がなされます。
「不採択」は、実現は難しいという判断です。
陳情は、町議会という町の予算の議決機関に対して提出するものであることから、採択されれば陳情内容の実現は現実的なものとなります。ゆえに、町を変える手段としては強力な手段となります。
私は、この陳情という制度を活用して、これまで地域を変えて参りました。
提出してきた陳情書は20通にのぼります。
陳情制度は、住民が町を変える強力な手段の一つです。
それゆえに、多くの町民の皆さまにこの制度を知って欲しいと思います。
また、陳情について、難しそう、ハードルが高そうと思った方はご安心ください。
私は、伊奈町で陳情を提出したい皆さまにアドバイスやお手伝いをしております。
詳しくは、こちらをご覧ください↓
https://www.kaishin-mirai.com/pages/6217119/together
ご一緒に伊奈町を変えていきましょう！
⑦請願
陳情と基本的には同じですが、請願を町議会に提出するためには、最低1人以上の伊奈町議会議員の署名をいただくことが必要になります。よって、陳情と比較するとハードルが高いのが請願です。
その代わり、署名した町の議員さんは、その請願の紹介議員となるので、非常に強い味方となります。
こちらも、採択されれば請願内容は基本的に実現に動きますので、町を変える非常に強力な手段となります。
なお、請願は、定例会開会日の13日前の17時までに受理されないと、その定例会で審議されませんのでご注意ください。
請願書の記載事項
・提出年月日
・伊奈町議会議長 様
・請願のタイトル
・提出者の氏名（署名または記名押印）と住所
・紹介議員（署名）
・請願事項（伊奈町に求めることを簡潔に箇条書きで書きます）
・請願趣旨（伊奈町に求めることについて、その理由や経緯を書きます）
伊奈町議会ホームページ「請願と陳情」↓
https://inamachi.gsl-service.net/doc/2019122700017/
⑧出馬する
ハードルは高いと思いますが、伊奈町を変えたいという強い意志と熱意、行動力があるのならば、伊奈町に関わる選挙に出馬するという手段もございます。
伊奈町に関わる選挙の種類は主に以下の三つです。
・伊奈町長選挙
・伊奈町議会議員選挙
・埼玉県議会議員選挙南第13区（伊奈町と上尾市）
そして、選挙に出馬するためには、お金が必要になります。
なぜならば、出馬時に供託金を納めなければならないからです。
上記の三つの選挙の供託金は、それぞれ次の金額となります。
伊奈町に関わる選挙の供託金
・伊奈町長選挙……50万円
・伊奈町議会議員選挙……15万円
・埼玉県議会議員選挙……60万円
これが、選挙に出馬するにあたって最低限必要な金額となります。
なお、供託金については、一定得票数を得られれば戻ってきます。
出馬は、出馬される方の人生の一大イベントとなることは間違いありません。
お金のことや将来のことなどを検討されたうえで、出馬を決定していただけたらと思います。
どんな結果になったとしても、掲げたその政策は、伊奈町を変えるきっかけになるはずです。
――以上が、伊奈町を変える8つの方法です。
できることから、伊奈町を変えていきませんか。
まちを創るのは私たちです。
「伊奈町に、次世代の改革を。」
冨井あつや