こんにちは。
伊奈町の地域政党「改新みらい」の冨井篤弥です。
本記事では、伊奈町議会3月定例会における一般質問の質問事項2の報告をしてまいります。
▲令和8年3月定例会の一般質問のテーマ一覧
質問事項2では、「気候変動の時代でも町民を守れる避難所体制を」というテーマで、一般質問を実施しました。
一般質問の経緯につきまして
今回、伊奈町内の避難所におけるエアコン設備や、エアコン設備のある避難所における避難者受入れ体制を一般質問のテーマとした理由や経緯については、以下のブログをご覧ください。
▲一般質問の経緯
主な質問の内容と町の答弁
以下の質問と答弁につきましては、記事として読みやすいようにするため、一部編集しております。
一般質問の詳細は、伊奈町議会の会議録をご確認ください。
質問(冨井):町内の避難所で非常用発電設備がある施設はございますか。
答弁(伊奈町):町内の施設には、常設の非常用発電設備を設置している施設はございません。
質問(冨井):今のご答弁について、町の指定避難所となっている県民活動総合センターには非常用発電設備がある認識でおりましたが、この設備は災害時に避難所での利用は想定されていないのでしょうか。
答弁(伊奈町):県民活動総合センターの非常用発電設備は、消防用設備等の非常電源であるため、指定避難所となる体育館についての利用は想定していないと伺っています。
質問(冨井):町内の避難所でエアコンが整備されている施設を伺います。
答弁(伊奈町):エアコンが整備されている施設については、栄北高等学校及び国際学院高等学校の2校となり、それ以外の施設にはエアコン設備はございません。
質問(冨井):現在、スポットクーラー設備がある町内の避難所を伺います。
答弁(伊奈町):スポットクーラーは、町立小針北小学校2台、ふれあい活動総合センター3台、上下水道庁舎2台、ウニクス伊奈2台の合計9台がございます。
スポットクーラーについては可搬型であるため、災害時には状況に応じて必要な箇所への配置を実施します。
質問(冨井):町内の避難所における今後のエアコン導入の見通しを伺います。
答弁(伊奈町):町立小中学校7校の体育館には、エアコン設備がないため、順次整備を進めていきます。
また、ふれあい活動センターの体育室につきましては、活用できる補助金等について情報収集に努めています。
町立施設以外の指定避難所で、既にエアコンが設置されている国際学院高校及び栄北高校を除く3施設に今後の見通しを伺ったところ、現時点でエアコンの導入予定はないとのことでした。
質問(冨井):今のご答弁について、町の指定避難所である県立伊奈学園高校については、近い将来、体育館に空調設備が整備されるものと認識しておりました。
伊奈学園の体育館における空調整備の予定は未定ということでしょうか。
答弁(伊奈町):県に確認したところ、伊奈学園高校を含め、全ての県立高校の体育館空調設備については、令和15年度を整備完了の目標として順次整備を行う予定とのことで、整備の順番については、検討中の段階と伺っています。
質問(冨井):町立小中学校7校の体育館におけるエアコン設備の整備について、こちらは、災害等の停電時でも使用できるような設備を検討されているのでしょうか。
答弁(伊奈町):町立小中学校体育館エアコンの整備を進めるにあたっては、教育環境の改善はもとより、災害時における避難所としての運用面などについても、関係各課と協議を行ない、検討してまいります。
質問(冨井):エアコンのある避難所における避難者受け入れの優先順位はあるのでしょうか。
答弁(伊奈町):エアコンのある避難所について明確な受け入れの優先順位はありません。
伊奈町地域防災計画では、優先避難の順位として、緊急避難の必要がある地域から行うものとし、通常の場合は、要介護者、身体障がい者、知的障がい者、乳幼児、妊婦等の避難行動要支援者とその介護者等。次に一般町民、防災従事者の順位に従って避難することとなっています。
質問(冨井):近年は気候変動の影響により猛暑、酷暑が常態化しており、災害が真夏に発生した場合、避難所の環境が避難者の健康に大きく影響することが懸念されます。
特に停電が発生した場合には、エアコンが使用できない避難所も生じることが想定され、冷房設備が稼働できる避難所の数は現状では町内1か所に限られます。
このような状況で受け入れの基準が明確でなければ、避難者が一部の避難所に集中し、本来優先的に配慮されるべき乳幼児を抱えるご家庭や妊婦、ご高齢者や身体弱者の方など要介助者の方々に対し、適切な環境を提供できず体調を悪化させるなど二次災害に繋がります。最悪、災害関連死の発生もあり得ます。
したがいまして、今後、町として、エアコンのある避難所における避難者受入れの優先順位といった受入れ体制を、地域防災計画などに盛り込むお考えはございますか。
答弁(伊奈町):災害時の避難所の受入れについては、高齢者や障害をお持ちの方、乳幼児・子ども等の要配慮者を優先的に配慮することを基本としています。
具体的な優先順位については、国の災害対策基本法や埼玉県地域防災計画でも明記されておりませんので、現時点で伊奈町地域防災計画に盛り込むことは難しいものと捉えています。
質問(冨井):今回の一般質問で、町内の避難所におけるエアコン設備の情報や、今後の避難所におけるエアコン整備の予定が明らかになりました。
これらの情報について、町民の皆様への公平な周知という対応も必要かと思います。
したがいまして、町内の避難所におけるエアコンや主要な設備の設置状況を広報やウェブサイト等で周知し、また、エアコンのある避難所について災害時に要介助者の方々への優先的な配慮を町民の皆さまに周知・啓発すべきかと思いますが、町の考えを伺います。
答弁(伊奈町):今後、町立小中学校などの指定避難所へ空調設備の設置が予定されておりますので、広報やホームページ、町総合防災訓練等において、要配慮者に対する優先的配慮の重要性を広く周知・啓発してまいります。
おわりに
今後、伊奈町内の避難所について、エアコン設備がある施設や今後の整備予定などをまとめた記事を発信できればと考えております。
また、現状として町内の避難所でエアコンが整備されている施設は、栄北高等学校と国際学院高等学校の2か所になります。
酷暑や厳冬期に災害が発生した場合は、乳幼児・子どもや妊婦、高齢者、障がいをお持ちの方などの要配慮者の方々にエアコンのある避難所を優先的に提供できるよう、町民の皆様のご配慮とご協力をお願いいたします。
改新みらい
冨井 篤弥
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