勝手にSDGsを考えるシリーズ Part 2
今日は時代に逆行するエアコン機能について
何年前(何十年?)の最新だろう? 未だにエアコンの付加価値機能として踏ん張っている。日本が誇るきめ細やかな自慢の機能だ。その機能とは除湿‼︎ ガッカリさせてしまったかも?でも待って!未だにエアコンを選ぶ際にこの機能に翻弄されてしまっている現実があるのです。
除湿には2種類ある
弱冷房除湿と再熱除湿である
ここでいう付加価値機能とは再熱除湿のほうだ
子供の頃、エアコンの除湿って、冷え過ぎる
という印象を持っていた。でも人って学習するから、冷え過ぎるなら希望する温度より何度か高めに設定すると快適な温度となった。その頃にはまだ弱冷房除湿しか存在していなかった(らしい)。私が高校生か大学生の頃(ちょっとよく覚えていない)、エアコンを買い替えて前のと同じように除湿にした。以前の癖で少し高めに設定する。すると蒸し暑い季節なのに部屋を暖め始めたのだ。
「なんだ?なんだ?」
と親は大騒ぎ
今みたいにネットで口コミを凝視して家電を選ぶような事しなかった時代。できたとしてもしない世代。当時は御用聞きのような町の電気屋さんに、「よくわからないからいいやつ入れておいて」とか言って付けてもらったらしい。いいやつってなんだよ? 笑 いいやつ→当然、再熱除湿機能のついた最新機種だった。
再熱除湿 とは
まず除湿の説明から入ろう。エアコンが湿度の高い部屋の空気を吸い込み、 熱交換器で熱を奪って温度を下げる事によって空気中の水分が水滴となって熱交換器に付着する。氷の入ったコップを思い浮かべて。あれも空気中の水分が氷入りコップに冷やされて水滴がつく。その原理と同じである。その水分を集めて外に排出し、水分を除去したさらさらの空気を部屋に戻す。これをくり返し部屋の水分を次々と排出して湿度を下げる。この際に室温が下がるため、冷房でなく除湿でも肌寒さを感じる事があった。ここまでは、弱冷房除湿と再熱除湿も同じだ。
再熱除湿は、温度を下げた空気を設定温度に暖め直してから部屋に戻す。除湿中も部屋の温度が下がりづらいところが、弱冷房除湿との大きな違いだ。だが、冷えた空気を暖め直す事で、冷房に比べ除湿の電気代はかなりかさむ。親はその機能を電気屋さんに教えてもらい、希望の温度に設定するように学び直した。そして翌月。前年に比べてものすごく電気代が跳ね上がり、驚いた親はそれ以来除湿を使わなくなっていった 笑 いや笑い事ではない。当時から省エネは意識され始めていて、エアコンを買い替える事により電力を削減できるとも謳われていた。それなのに、同じような使用感で電気代が跳ね上がったのだ。親も学生だった私も何らかの疑問を感じたのは言うまでもない。また今みたいに熱中症で死亡する例もあまり報道されていなかったため、エアコン設定温度を2度高めにキャンペーンなんかも記憶に新しい。「クールビズ」とか、流行語大賞になったりして。だけども、再熱除湿で2度高めになんかにした日にゃ、電気代どうなる事やら?
話を元に戻す。弱冷房除湿で設定温度を工夫すれば冷え過ぎる事もなく快適だった。電気代も冷房と変わらない。それどころか冷房より安いくらい。冷え過ぎるとわかっているのだから(だから再熱除湿なんか開発した訳で)、製造過程で除湿時の温度設定部分を裏でちょこちょこっといじればいいのでは?と子供心に思ったりもした。つまり、親がやっていた26度にしたいけど冷え過ぎるから29度にすると快適だったように、除湿の温度設定に限っては3度ほど機械側でずらしておくなど。
未だに、再熱除湿が付加価値機能として踏ん反り返っている(主観です)。
そんな機能がなくても工夫次第で快適に過ごせるのに、必要のない電力を消費させる機能。そろそろ、本気で地球の事を考えようよと思うこの頃なのでした。