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Notre Maison & une epicurienne

三菱地所ホームで全館空調の家を建てる

Houzzというサイトがとても為になる。

 

国内外の建築事例や建築家の方々のレポートが多数載っている。プロアマ問わず、建築関連の情報収集に役立つサイトだ。HouzzやPinterestなどで画像をスクショして、方向性を見極める。法務局で入手した測量図と向き合ってゾーニングを始める。方向性が見え始めた頃、Houzzに投げてみた。

 

数日で、何名かの建築家から手を挙げて頂いた。それぞれをHPなどからワークスや経歴を調べさせて頂いて、いざっ面談❣️ ちょうど昨年の春ごろだ。コロナ禍が始まって1年以上経過し、リモートにも慣れてきた頃。サクサクと毎日のようにweb ミーティングを繰り返す。

 

その中で手応えを感じた方がいらした。その方はすんごい経歴の持ち主で、個人の小さな別荘など手掛けては下さらないだろうと勝手に感じていた。東大卒業後ハーバードに行かれて、帰国後は首都圏の誰もが知る超大型建造物設計の最高責任者の実績、アメリカの大学の客員教授もこなす。聞くと、土地の持つ特徴の面白さ、私の描く全体像が、建築家として好奇心をくすぐられたと仰って下さった。

 

次回のプレゼンテーションまでに現地にも足を運んで下さっていた。どことは言えないが、別荘地だから都心から決して近くはない。電車とタクシーを乗り継いでそこまで辿り着いたと後日伺った。タクシーの運転手さんも地元人なのに、この道の奥にこんな別荘地があったなんてと、あんぐりと口を開けていたらしい。その敷地に立った時、都会のビル群の中にいては決して感じる事のできない地球の丸さを感じたと仰った。(青さでなくて? by ガガーリン) 宇宙に行かなくても地球が丸い事を感じられる土地。それほどの場所を手に入れたその思い入れは半端なものではないだろう、これはその決して軽くない思いに応えなければならないと。

 

そして、プレゼンテーションで飛び出したその設計は私の予想を遥かに上回るものだった。。。