民芸の宿 雲仙・福田屋(長崎県)さんでの晩メシ(7) ~福田屋名物「好いちょる鍋」~
(写真)火にかける前の「好いちょる鍋」。


おつぎはこちら。

 

地元産の椎茸とかんぴょうからダシをとった、醤油ベースのスープのお鍋です。

 

透き通ったスープをひと口くちに含むと、思わず「うまい!」と声に出してしまいます。

 

あっさりとしていながらも、「椎茸」と具材の「ゴボウ」から滲み出たうまみがコクをきかせ、「かんぴょう」に由来するだろう甘みがスーッと広がっていきます。

 

民芸の宿 雲仙・福田屋(長崎県)さんでの晩メシ(7) ~福田屋名物「好いちょる鍋」~
(写真)取り鉢に盛ったところ。
好みの薬味は、白ごま、柚子胡椒、鷹の爪。


具材は、鶏と豚ミンチのつみれ、白菜、水菜、ネギ、ゴボウ、糸コンニャク、豆腐、かまぼこ、エノキなどなど。

 
お鍋のゴボウというと「ささがき」が一般的ですが、ここのはよくサラダなどでするような「細切り」にしてあって、非常に食べやすいなと感じました。

 

 

 

民芸の宿 雲仙・福田屋(長崎県)さんでの晩メシ(7) ~福田屋名物「好いちょる鍋」~
(写真)「好いちょる鍋」の雑炊。

そしてもちろん〆は「雑炊」にしてもらいました。
 
ごはんと三つ葉を加えてひと煮立ちさせ、さいごに溶き卵をまわし入れてできあがりです。
 
種々のダシの旨みや野菜の甘みが溶け込んでいて、ついついたくさんいただいてしまいました。