三●皮フ科にかかってもやれることはほとんどなくて状態は悪くなるばっかでした。
そして私の心は焦りと不安でどうしようもない状態でした。
真っ赤な鼻にブツブツができ、汁が出て痒いし気持ち悪いし、外出もままならない、生きているのも嫌になるくらいでした。
とにかく1日も早く本格的な治療を始めたくて仕方ありませんでした。
そこで私は決意しました。
完全母乳から完全ミルクに切り替えることにしました。
元々母乳育児にこだわっていたわけではなかったのですが、いつの間にか息子が哺乳瓶を受け付けなくなってしまっていたので母乳のみで育てていました。
今までも何度か哺乳瓶を試した事があったのですが乳首すらくわえてくれませんでした。
なので哺乳瓶はもう無理なんだと思っていました。
でもそんなことを言って卒乳まで待つだけの余裕が私にはありませんでした。
とにかく投薬治療を開始しなければと
焦っていました。
そこで11月5日に母乳の断乳をすることにしました。
息子は5日でちょうど生後3ヶ月。
ここまでくればと言う想いとまだこんなに小さいのにという想いが入り交じっていました。
5日の朝、いつも通りの時間に最後の母乳をあげました。
これが最後かと思ったらホントに苦しくて悲しくて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そしてこれから哺乳瓶を口にしてくれるのか心配でしょうがありませんでした。
そして昼前に哺乳瓶でミルクをあげてみました。
全然飲みませんでした。飲むどころか嫌がって泣いてばっかでした。
何も飲まないまま昼過ぎに再度チャレンジ。
やはり一口も飲んでくれませんでした。
どうしたもんかと泣きそうになりながらも母乳はあげずに過ごしました。
夕方になりお風呂の時間に。
この日は息子と2人でお風呂に入りました。
そしてお風呂に入りながら息子に謝り、お願いしました。
「ママの勝手で大好きなおっぱい取り上げちゃってホントにごめんね。ママの為にもミルク飲んでくれないかな?ミルクは簡単に飲めるし、美味しいよ。ホントにごめんね。ごめんね。」
今でも思い出すと涙が出ます。
当時の辛かった思い出と息子に対する罪悪感はずっと忘れないと思います。
そしてお風呂からあがり哺乳瓶を口に持っていくと息子は渋々飲み始めました。
この時は嬉しくて涙が出ました。
でもすぐに嬉しさより罪悪感と悲しみと寂しさが込み上げてきました。
自分の勝手で母乳を取り上げ母親失格だなと自分を責めてばかりいました。
でもそんな私の罪悪感を知ってか知らずか息子は哺乳瓶のラクさの虜になったようでそれ以来おっぱいを忘れてくれました(笑)
お風呂に入っておっぱいが口の近くにあっても見向きもしないように、、、。
これもある意味悲しかったです(笑)
そして11月9日?から投薬治療を開始することになりました。
つづく
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