本当に長いこと更新が滞ってしまいました。

申し訳ありません。

今日は久しぶりにブログを更新させていただきますが、ここ最近の私の近況について報告したいと思います。

+退学寸前生徒+

先週の日曜日から、私は実家に帰省しております。

そして一週間 学校には登校しておりません。


いわゆる 『登校拒否』 でしょうか。

学校側には、そう報告しております。


今まで私は母と下の弟2人と共に、実家からは離れた地域で生活をしておりました。

それは一般的に見れば夫婦間の別居 と言うと思いますが、両親は不仲な訳では決して無く、結婚して20年が経とうとしておりますがおしどり夫婦です。


実家には一番上の弟と父が2人で暮らしておりました。


そもそも何故このような複雑な形で家族がバラバラになって生活をしていたかと言いますと、全ては私に責任があります。


中学受験で私立を受け、通ったもののその学校はとても遠く、私は中学校三年間寮生活を余儀なくされました。

先輩への厳しい礼儀や、寮内の清掃や当番、外出は休日でも制服で、実家に帰るときも制服。

年上の方へ対する礼儀は、これからも大切なことですが、先輩からの新入生に対する通過儀式のようないじめはとても厳しく、私は初めて社会へ出ることの厳しさを目の当たりにしました。


人間関係を築くことが大変苦手な私は、何とか誰にも気に入られようとし、そちらのほうばかりに気をとられて学業を疎かにしてしまい、成績は急降下しました。


落ちるということは、なんと容易いことでしょうか。


このままではいけないともう一人の自分が警告しますが、調子に乗った私は耳を傾けることなく現実から目をそらし、楽のみを求め、両親の忠告も聞きませんでした。

まさに心身の堕落。

落ちこぼれ ということを何よりも馬鹿にしてきた私がいつのまにか学年でも指折りの愚かな成績下位の常連となり、プライドだけが高い私はそのプライドに見合うだけの努力を怠り、ただ自分を嫌い恨み罵り、世界を憎み、親を呪い、人を信じませんでした。


そして、親がみかねて私を寮から出しました。


それから反抗期真っ只中の私と、三年ぶりに会う娘の酷い有り様に親は頭を悩ませました。


そして今年四月。

母は再び父と暮らすことを望み、父も母と共に生活を望みました。

それからの一ヶ月。

たった一ヶ月でしたが、私は一人暮らしをすることになりました。

それは料理も家事も全てを親に頼り、我が侭ばかりを言っていた私への当然の罰でした。

そして、そのたった一ヶ月の一人暮らしで情けなくも私は根をあげたのです。


なんと馬鹿馬鹿しい愚かな私の堕落しきった精神。


これはもう誰の責任でもなく、私自身の問題に他ならず、ようやく私もそれを理解しました。


もう遅すぎる、理解と反省ですが。


高校三年生にもなってからようやく大学のことを意識し始め、勉強をし始めた私は当然今の学校の授業についていけるわけは無く、基本から全てをするしかありません。

自業自得です。

しかし私は完全にクラス内でも孤立しているように思えてきました。

それは友人がいないとか、そういう周りから孤立させられたものではなく、私自身が人との間に距離をつくってしまった、自ら孤立したものでした。

あせればあせるほど、予習をし復習をし理解しようとし、そして毎日食事を作りお弁当を作り洗濯をし、片道一時間半の学校へ朝5時に起きて通学する。


ほとほと自分の力量の無さと、能力の低さ、根性の無さが嫌になりました。

今更何を言うか、自業自得ではないか、と言われても反論をすることも出来ませんし反論をすること自体が自分の身の程を知っていない発言です。


そして両親は母の引越しと共に私にあるひとつの提案をしました。

『学校を辞めるか休学をして、実家で勉強するか』

学校を辞めた場合は大検を受けるなどして受験資格を取得し、休学の場合はぎりぎりまで休ませてもらう。

そのかわり、私は何を他人に言われても仕方が無いし、怒る資格は無い。

そこまでしないと、私は大学には入れないような学力です。

本当なら何とか学校は卒業し、高校卒業の資格は取るべきですし、そもそも大学に行きたいと言うこと自体がおこがましいのです。


そして今私は試験的に実家へ帰ってきています。

この一週間で結論を出さなければいけません。



私自身の愚かさが周りを振り回し、迷惑をかけています。

ブログをいつも見てくださる皆様ともっとコミュニケ―ションも取りたくてパソコンを触りたかったのですが、このようななんとも情けない理由で更新ができませんでした。


自分勝手な私の、完全な学校からのドロップアウト。

恥ずかしく、情けなく、申し訳ない気持ちしかありません。

自業自得。

本当に痛まなければ分からない私は、なんとも動物的な人間です。