目的と偶然 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

く最初の目的地はこの寺院。



臨済宗妙心寺派 鍾山 慈恩(護国)禅寺


1606年八幡城主 遠藤但馬守慶隆の開基。1738年、桜町天皇から護国の称号を賜った。



本堂と鐘楼


拝観料は500円。受付のご婦人はとても丁寧な対応で、恐縮するほどであったうえ、辞する時には旅の安全を祈ってくれた。



てっ(くさかんむりに至)草園は江戸初期に初代半山禅師により作庭。八幡城とともに紅葉の名所となっている。この心落ち着く部屋は穆如庵(もくにょあん)。まさに落ち着くところという意味である。



床の間を眺めるも良し。



滝の音を聴くも良し。



水琴窟を聴くも良しなのだが、近くで道路工事やってまして、交通規制の音が・・・。



御本尊の前に置かれているのは、庭にあった老木なのだろうか。



こちらも同じ木の根元に近いほうだろうか。



実はこの寺に来たかった理由は別にあって、この寺から山内一豊の妻「千代」あるいは「まつ」と呼ばれる女性が郡上の生まれだったという証拠が発見された。(それでもいまだ諸説あるようではある。)



庭にあった岩は勅使岩といわれ、明治26年に裏山が崩壊し伽藍が埋没してしまった時に、片岡侍従が見舞いに来て、この岩に立ち被害状況を確認したのだとか。


次の目的地は八幡城なのだが、街を歩いていると偶然カフェに出会った。



ブックカフェ 風立ちぬ




本に囲まれた店内。マスターはカーテンの中にいるので、まったく見えないから、誰もいないのか、開店前なのかとちょっと焦った。



こちらは通り側。



仏蘭西珈琲を頂く。



大原の故ベニシアさんの本があった。ちょっと読んでみたけれど、なんかいい。買おうかな。



こちらは白洲家の晩ごはん。近いうちに白洲家に行く予定である。


本のジャンルは非常に幅広い。色々な出逢いがあるかもしれない。


ね。